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・コメント返信
>無為さん
 ミスリード役? 犯人とみせかけて犯人じゃない人。

>empさん
 正解。十角館から思いつきました。

>kisaさん
 俺は乱歩がいいなとか思ったけど、コンセプトから外れていたことにも気付きました。


・予定
 明日、明後日あたりに帰省の予定。


・さわおー! 俺だー! アウイエしてくれー!
 the pillowsである。しばらく聴いていなかったが、久しぶりに聴いて、非常によかった。
 好きな音楽というのは聴き始めた当時の記憶も伴っていて、懐かしいという感覚があるだけで、良い曲に思える。特に個性の強いバンドだと、初めて聴く曲でもすぐに「あ、あのバンドだ」と判って、つまり、初めてなのに懐かしいという、矛盾しているような状態になる。矛盾というと、なんか良くないような言葉に聞こえてしまうが、実際には、曲を好きになるきっかけとして働く。
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・夢の中で思いついた
 孤島にて合宿をすることになった大学の某サークルの面々。このサークルにはちょっと変わった風習があって、一部のサークル員はあだ名で呼ばれるのだった。例えば、芥川、太宰、三島、川端……などである。
 そして島についたサークル一同。最初は何事もなく平穏である。
 しかし数日後、なんと芥川が死体となって発見された!
 その後も次々とサークル員が死んでいく!
 凄惨な事件の犯人は、一体誰なのか?
 最後はもちろん「誰もいなくなった」です。
・パイオニア、去る
リンク>引退決意の野茂、パイオニアとしての歴史を振り返る

 前田は野茂のファンではないが、当時の野球ニュースでとても騒がれていたことは憶えているし、変則フォームの投手はけっこう好きだし、氏が日本人大リーガの道を切り開いたことも確かであろうから、引退と聞いて、なんともしんみりしてしまった。
 栄枯盛衰と一口で言ってしまうことはできるけれど、
・コメント返信
>empさん
 語るなら、仰る通り、全部観てからにします(いつ全部観るかは不明ですが)。ですから、前回の記事は感想でしかないですし、秒速5センチメートル特有の事柄でもない(他の多くの作品についても同様のことが言えるだろう、という意味)と思います。


・私生活
 研究が忙しくなってきたので、更新頻度が更に下がる予定。


・こういう情報を常に発信できると、価値のあるblogになると思う
 円城 塔という名前は結構面白いと思う。
 んで、その円城 塔が物理学会誌に文章を載せていた。内容はポスドク問題について。ファンの人は調べてみるのも一興だと思うけど、小説のことは「原稿料が安い!」ということ以外書かれてません。


・読書
「河童・或阿呆の一生/芥川龍之介」読了。新潮文庫。昭和四十年代に印刷された本で、定価120円。
 解説を読むと「玄鶴山房」が最も凄い構成らしい。しかしながら何が凄いのかは分からず。加えて前田にとってはあまり面白くなかったので、困る。
 載っていた中では「歯車」が一番面白かった。女学生の描写が凄すぎ。
 勉強という点でも、芥川作品のどれかを下敷きにして、何か小説を書いてみたいと思った。
・アニメ(広義バレあり)
「秒速5センチメートル」について。この作品は三つの短編から成っており、第一話の「桜花抄」だけを観た。
 それで、感想を箇条書きに。
1.期待通り、風景が凄い。しかし何故凄いと感じるのか? この問題を考えるにあたり「本物に近いから」という答えは予め除外するべし(何故なら小説に応用できないから)。
 あと、この作品の風景で最も本物らしくない点は、目線の飛躍にあるんじゃないかと思う。駅のホームが次の瞬間に自動販売機になるということは、通常、ない。

2.風景の書き方というか、どの風景を書くかということについて。「広い」という印象を与えるものが多かった。少なくとも「広い」ということを使って、自然のものでも人工のものでも美しく見せることができる。
 あと「広い」の対義語は「小さい」ではない。類義語はたぶん「長い」だろう。

3.フィクションの持つ「ネガティブなものを引き寄せる力」は凄い。終始、ネガティブな展開になる予感があった。

4.当たり前だけど「アニメを観る」ということは「シーンを眺める」ということで、その「眺める」というリアリティを助けるのが、(本物のような)風景の力なのではないか。保坂和志が言っていたことを実感できた気がする。

5.感情移入する相手は主人公である貴樹ではない。

6.面白いから続きをあまり観たくない。面白いという感情と畏れという感情は似ているのか?


・文学賞(今更だが)
 伊坂幸太郎が山本周五郎賞を受賞。おめでとうございます。本屋大賞もとったし、ようやく受賞、という感じ。月並みな感想だが、もっと早くとってもよかったのでは。けど直木賞は?
 んで、その直木賞だが、候補に伊坂の名前なし。
 芥川賞候補には前回の文藝賞をとった磯崎憲一郎と、18歳で文藝賞とった羽田圭介が挙がってた。羽田は現在23歳か。前田より下である。以前はこういう若い作家の活躍を聞くと劣等感があったが、今では励まされる。どちらが良いかは不明。

リンク>文藝春秋|各賞紹介
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