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・物理
 三月頭から二週間ほど、実験のために他県に遠征するので、更新が途絶えます。3/3から3/15頃まで。


・購入本
「冲方式ストーリー創作塾/冲方丁」
「蟲師 9/漆原友紀」


・誇張型出版妄想言葉
「一瞬の風になれ/佐藤多佳子」がマンガ化されるという噂は聞いていた。大したことのないマンガ家がヘボい作品にしやがったらボコボコに叩いてやると意気込んでいた。
 本日、書店に行ってみると、マンガ版が出版されていた。
「作者は誰だ!」と思い表紙を見ると、OverDriveの人だった。叩きようがねえ。


・感想
「あさき」という人の曲を聞いていると、表現はwhatだけじゃなくて、やっぱりhowも重要だなぁ、とか思う。
 特に楽曲の魅力に感化されて小説を書く場合、この辺りに気をつけないと、ひどいできになる予感。っていうか、なったんだけどね。


・読書
「ドグラ・マグラ/夢野久作」を引き続き。
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・執筆
 投稿用作品が完成。残すは文章推敲と矛盾潰し。


・コメントを返信
リンク>形式のひとつとしての小説

 コメントに書こうと思ったのですが、字数制限に引っかかって無念をみたので、ここにて失礼。

 まずはトラックバック有難うございました。特に「物語るという行為の原点に近い」という考えは前田になかったもので、参考になります。自分はこの件について今後も考えようと思っているので、何か思いついたら、また何か書くかもしれません。

 誤解があるのは(といっても、前田の文章力が足りていないためですが)、自分の目標も「何ができないかを探すこと」ではなく「これならできる!という点を探すこと」です。その手段として「小説を否定する」という立場を出発点にしよう、というだけで。デメリットを超えるメリットを探そう、と。肯定する立場からだけでなく、否定側から見れば新しい発見があるのではないか、と思ったのでした。
 ですから本気で「小説はダメな表現方法だ!」と思っているわけでも「小説という媒体は否定されるようなものだ」とも思っていません。もし考察の結果「小説ってやっぱりダメだな」という結論に達してしまったら、それは「前田の考察が甘い+見識が狭い」という結論と同義です。
 また前田が小説について考えたりするのは全て作品を書くためでして、仰る通り「小説全体が凄いかどうか」を考えようというわけではないです(小説は凄くて、その凄さを作品に取り入れたい、というのが今回の思いつきの意図です)。

 これは反論になってしまいますが(上で示した自分の目標とは別の考えとして)「ネックから着想を得る」ということは有意義だと思います。つまり「ネックによって成立困難であることを成立させるにはどうするか」を考えるということです。
 例えば「読者が犯人」というトリック。これを小説で実現するには相当に難易度が高いと思います。だからこそ、実現できたら価値があるでしょう。実際に「ウルチモ・トルッコ/深水黎一郎」はそれをやってメフィスト賞を取りましたし(もちろん、そのトリックだけがウルチモ~の全てではありませんが)。
 難易度が恐ろしく高いのは承知していますし「ただのワナビはそんなこと考えるよりも、スタンダードな面白さを書こうとしろよ」と言われればそれまでなのですが……。

 ところで前田が中二病だというのは「参考文献:自分の脳内」だからでしょうか。そうだとしたら反省の余地多いにあり、ですね。
・抽象的に、思いつきを二点
 ひとつ。
 問題を解くときには、新たな問題を発見していかなくてはならない。
 問題とはつまり小説そのものを指し、解くとはつまり執筆である。
「この部分は上手くできただろうか?」といった問題ではない。それは小説内で解かれようとしている問題であり、新しくない。新たに書くべきことを見つけよと、そのような意味である。

 ひとつ。
 小説という表現技法は、はっきりいって、悪い。情報の伝達という観点に立てば、伝達速度、伝達時の衝撃など、マンガの方が明らかに上である。文字でしか表現できないことがあるならば、マンガでも文字を使えるのだから、純粋に小説のメリットではない。
 例えば以上のように「小説を否定すること」を出発点にして、小説のメリット、素晴らしさというものを考えよう。どのような魅力が生き残るか?


・妄言
 近年のニーソックスブームの発端は角川出版の「ドグラ・マグラ/夢野久作」の表紙絵だったんだよ!
・日記
 卒論が終わり、春休みかと思いきや実験の準備、手伝いによって春休みが遠のいた(まあ、自分から志望したのだが)。お陰で投稿用の小説の執筆が遅くなってきている。
 七転び八起きというか、転んでもタダでは起きぬというか、この実験を糧にして小説を書いてやろうというのが、この実験に於ける前田の目標である。


・読書
「ドグラ・マグラ/夢野久作」を読んでいるところ。二年以上前に読んだときは、読み辛いことこの上なかったが、今は楽しめている。不思議!
 なお「日蝕/平野啓一郎」は一時保留。理由はドグラ・マグラを読みたくなったから。気紛れである。

 どうでもいいが、ドグラ・マグラを読んでいるとサラリーマンNEOを思い出す。
・執筆
「バナナフィッシュにうってつけの日/J.D.サリンジャー」の感想代わりに短編をひとつ書いた。原稿用紙25枚ほど。未だ嘗て俺が書いたことのない感じの作品である。練習になった。たぶん。


・反省
 そろそろこのブログを始めて一年ほどになる。だからというわけではないが、前田が今までここに書いてきた前田なりの文芸理論をちょっと纏めてみた。「思考のメモ帳」の本領発揮である。
 前田もいい加減いい歳なので、過去を振り返って、改めて文芸に望まねばならぬ、ということ。今更ながら今年の抱負は「(既存のもの、自分なりのもの関係なく)文芸理論を身に付けよう」である。


・購入メモ
「天使のレシピ/御伽枕」
 ラノベ買うのは久しぶり。


・小耳に挟んだ……
 ドイツの小説ランキングに「新宿鮫 毒猿/大沢在昌」が! すげえ!

リンク>http://www.arte.tv/krimiweltここの6位。

 なお「巧言令色吉野仁」にあった記事です。


・読書
 今年の抱負に従って「書きあぐねている人のための小説入門/保坂和志」を再読。
 きっと、文学とエンターテイメントを書くときの理論は、相当違うのだろうということを、今更ながら意識し始めた。それぞれの理論を勉強していかなければ。自分がどちらに向いているかは不明だが。
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