・懐古
昔好きだった小説を少しばかり読み直したが「こんなもんだっけ?」という感想が浮かんでしまった。これは果たして、前田の文章力が上がったためか、感性が鈍化したためか、自惚れが強くなったためか。
尤も、一部分しか読み直していないし、文章の書き込み量についての感想が大きいので、何もその小説が面白くないというわけでもないだろう。
・読書
「ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー」読了。最後まで訳分からんかった。このままじゃよろしくないと思い「バナナフィッシュにうってつけの日」のオーマジュのようなパロディのような、そのような短編をひとつ書こうかと画策する。
もういっちょ、「こうばしい日々/江国香織」読了。やっぱりここに書くような思考に至らず。殆ど心に残らないという無念。最近の前田の読書はダメであるという事実ばかりが残り始めた。
そんな中「日蝕/平野啓一郎」を読み始める。まだ40Pほどだが、何も学べない気がしてならない。まずいな……。真面目に読書を考えないと。
昔好きだった小説を少しばかり読み直したが「こんなもんだっけ?」という感想が浮かんでしまった。これは果たして、前田の文章力が上がったためか、感性が鈍化したためか、自惚れが強くなったためか。
尤も、一部分しか読み直していないし、文章の書き込み量についての感想が大きいので、何もその小説が面白くないというわけでもないだろう。
・読書
「ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー」読了。最後まで訳分からんかった。このままじゃよろしくないと思い「バナナフィッシュにうってつけの日」のオーマジュのようなパロディのような、そのような短編をひとつ書こうかと画策する。
もういっちょ、「こうばしい日々/江国香織」読了。やっぱりここに書くような思考に至らず。殆ど心に残らないという無念。最近の前田の読書はダメであるという事実ばかりが残り始めた。
そんな中「日蝕/平野啓一郎」を読み始める。まだ40Pほどだが、何も学べない気がしてならない。まずいな……。真面目に読書を考えないと。
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・執筆
新人賞に送りつけようと画策しているものが、一応、最後まで書き終わった。ただし書いていない場面が幾つかあるので、未完には違いない。
・読書
「有頂天家族/森見登美彦」を読了。
やばいよ! ここに書けるようなことが何もないよ!
「ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー」も残すは「テディ」のみ。
やばいよ! ここに書けるようなことが何もないよ!
前田はもう少し、自分の読書を見直すべきである。
新人賞に送りつけようと画策しているものが、一応、最後まで書き終わった。ただし書いていない場面が幾つかあるので、未完には違いない。
・読書
「有頂天家族/森見登美彦」を読了。
やばいよ! ここに書けるようなことが何もないよ!
「ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー」も残すは「テディ」のみ。
やばいよ! ここに書けるようなことが何もないよ!
前田はもう少し、自分の読書を見直すべきである。
・コメント返信
>あやさん
あの曲は解説聞かずに理解して楽しめる方が変だからな……。教室がざわついたのなら、作曲者の狙い通りだけど。
・物理と小説の境界
そんな境界があるかどうかは分からんが、物理関連の文章を書くのと、小説を書くのとで、筆の速さが格段に違うことが発覚した。
物理……二時間でA4四ページ。
小説……一時間でA4半分~3/4。
書くことが全く違うとはいえ……。うーん……。
・スライドショー
写真を切り替えつつ、BGMを流すという形の表現技法である。そのような作品を見ていたとき、このスライドショーを小説で表現するには、という疑問を抱き、そしてその方法に思い至った!
喜んだのも束の間、平野啓一郎が「その方法」を使って既に小説を書いてた。二番煎じは完璧に何の評価も受けないことが目に見えているので、書くのは止めておく。残念。
・購入本
「日蝕/平野啓一郎」
・絵画
「よつばと! 5/あずまきよひこ」を読んだ。和む。
さて問題です。あの、夏が終わる感じの風景を、どうやって文字で表現すればいいでしょう?
最近の前田の考えるべきテーマは「絵は何を以って絵なのか?」であると考えている(理由は、現在執筆中の小説のテーマが絵画だから)。この問題を考える手段として、例えば上記のような「どうやって表現すればいいか?」という思考があったり、あるコマを見たとき「このコマで自分は何を感じているのか」だとか「そう感じさせる最も大きな理由とは何か」という思考がある。
残念ながら、全く分からん。
ただ、一つだけ予感した。
「文字で表現されてはならない」
うーん……。
・読書
相変わらず「有頂天家族/森見登美彦」を読んでいる。寝る前にちょっとずつで、寝るのが遅いときには読まない。だからなかなか進まない。
あと、研究室にいるときは休憩がてらに「ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー/野崎 孝」を。こちらは残り二編。
>あやさん
あの曲は解説聞かずに理解して楽しめる方が変だからな……。教室がざわついたのなら、作曲者の狙い通りだけど。
・物理と小説の境界
そんな境界があるかどうかは分からんが、物理関連の文章を書くのと、小説を書くのとで、筆の速さが格段に違うことが発覚した。
物理……二時間でA4四ページ。
小説……一時間でA4半分~3/4。
書くことが全く違うとはいえ……。うーん……。
・スライドショー
写真を切り替えつつ、BGMを流すという形の表現技法である。そのような作品を見ていたとき、このスライドショーを小説で表現するには、という疑問を抱き、そしてその方法に思い至った!
喜んだのも束の間、平野啓一郎が「その方法」を使って既に小説を書いてた。二番煎じは完璧に何の評価も受けないことが目に見えているので、書くのは止めておく。残念。
・購入本
「日蝕/平野啓一郎」
・絵画
「よつばと! 5/あずまきよひこ」を読んだ。和む。
さて問題です。あの、夏が終わる感じの風景を、どうやって文字で表現すればいいでしょう?
最近の前田の考えるべきテーマは「絵は何を以って絵なのか?」であると考えている(理由は、現在執筆中の小説のテーマが絵画だから)。この問題を考える手段として、例えば上記のような「どうやって表現すればいいか?」という思考があったり、あるコマを見たとき「このコマで自分は何を感じているのか」だとか「そう感じさせる最も大きな理由とは何か」という思考がある。
残念ながら、全く分からん。
ただ、一つだけ予感した。
「文字で表現されてはならない」
うーん……。
・読書
相変わらず「有頂天家族/森見登美彦」を読んでいる。寝る前にちょっとずつで、寝るのが遅いときには読まない。だからなかなか進まない。
あと、研究室にいるときは休憩がてらに「ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー/野崎 孝」を。こちらは残り二編。
・サリンジャ
バナナフィッシュといい、ひょこひょこおじさんといい、名訳なのは分かったが、なんじゃこりゃ!
・デザイン
ということで、新潮文庫の「ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー」を購入。表紙デザインが凄いと思う。
前田はデザインのことなんぞさっぱり分からんし、感性もゴニョゴニョな感じなのだが、この表紙は発想が凄いと思う。ここまで簡単なデザインを表紙として使おうという発想が、凄い。皮肉ではなく。前衛音楽のジョン・ケージを思い出してしまった。誰でも作れるけど、誰も作品として発表しないような、そんな作品。
バナナフィッシュといい、ひょこひょこおじさんといい、名訳なのは分かったが、なんじゃこりゃ!
・デザイン
ということで、新潮文庫の「ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー」を購入。表紙デザインが凄いと思う。
前田はデザインのことなんぞさっぱり分からんし、感性もゴニョゴニョな感じなのだが、この表紙は発想が凄いと思う。ここまで簡単なデザインを表紙として使おうという発想が、凄い。皮肉ではなく。前衛音楽のジョン・ケージを思い出してしまった。誰でも作れるけど、誰も作品として発表しないような、そんな作品。
・コメント返信
>無為さん
前者が正解です。
音楽と言葉の違い。自分は意味の幅が大きいか小さいかという点で、両者は違うと考えてます。例えば楽曲の或る一小節に何らかの(それこそ言葉のように)意味があったとしても、その意味を正確に掴むのは難しいだろう、ということ。聞き手の感性によってかなりの幅が出るでしょう。
これに対して言葉というのは感性による幅は殆どないでしょう。言葉から受ける印象は感性によりますが、「何を指しているか」というのを上手く掴めるかどうかは知識です。
実際には音楽にも言葉のように「一つの意味に限定される=一意性」があるのかもしれませんが、その辺りの知識を自分は持ち合わせていないので、現在のところ、自分の考えは上記のようになります。
・音楽
と、上の項にあげるような理由で、前田はリストの超絶技巧練習曲第四番のマゼッパが好きです。音楽に一意性はないと思うのに、この曲から受けたイメージは作者の想定したものとかなり近かった。
他にはベートーヴェンの月光の第一楽章とか、モーツァルトの子犬のワルツが、題名とばっちり合っていると思っている。最も前者のタイトルを付けたのはベートーヴェンではないが……。
・執筆
最近、一段落、およそ原稿用紙一枚分書いただけでへとへとになってそれ以上先に進まなくなってしまう。もともとの遅筆がさらに加速している模様。文章の密度とレベルが上昇した結果だったら良いのだが。
・読書
卒論の合間を縫って、過去に読んだ中で特に面白かったものを読み直している。「ハル、ハル、ハル/古川日出男」と「夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦」をつまみ読み。「ハル~」を数ページ読んだだけで、あまりに凄すぎて布団の中で悶えた。
他には「バハムートラグーン/高城 響」「バハムートラグーン カーナ騎士団 /高城 響」「スカイ・クロラ/森 博嗣」を読了。現在は「魍魎の匣/京極夏彦」を読み直し(何回目だ?)。再読すると最初のときよりも冷静になれて良い。特に作品のタネが思い浮かびやすい。「ハル~」は真逆の状態になったが。
初読のものとしては「有頂天家族/森見登美彦」を読んでいる。登場するオブジェクトとしては化け狸やら天狗やらと何が何やらであるけど、ストーリーとしては良い意味で普通、定番、王道という印象を受ける。その印象は雑誌「ダ・ヴィンチ」に書かれていたことであり、読んでなるほどと思ったわけである。ただし「夜は短し~」のような世界を味わいたい人は期待を裏切られるやも、という気がする。
>無為さん
前者が正解です。
音楽と言葉の違い。自分は意味の幅が大きいか小さいかという点で、両者は違うと考えてます。例えば楽曲の或る一小節に何らかの(それこそ言葉のように)意味があったとしても、その意味を正確に掴むのは難しいだろう、ということ。聞き手の感性によってかなりの幅が出るでしょう。
これに対して言葉というのは感性による幅は殆どないでしょう。言葉から受ける印象は感性によりますが、「何を指しているか」というのを上手く掴めるかどうかは知識です。
実際には音楽にも言葉のように「一つの意味に限定される=一意性」があるのかもしれませんが、その辺りの知識を自分は持ち合わせていないので、現在のところ、自分の考えは上記のようになります。
・音楽
と、上の項にあげるような理由で、前田はリストの超絶技巧練習曲第四番のマゼッパが好きです。音楽に一意性はないと思うのに、この曲から受けたイメージは作者の想定したものとかなり近かった。
他にはベートーヴェンの月光の第一楽章とか、モーツァルトの子犬のワルツが、題名とばっちり合っていると思っている。最も前者のタイトルを付けたのはベートーヴェンではないが……。
・執筆
最近、一段落、およそ原稿用紙一枚分書いただけでへとへとになってそれ以上先に進まなくなってしまう。もともとの遅筆がさらに加速している模様。文章の密度とレベルが上昇した結果だったら良いのだが。
・読書
卒論の合間を縫って、過去に読んだ中で特に面白かったものを読み直している。「ハル、ハル、ハル/古川日出男」と「夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦」をつまみ読み。「ハル~」を数ページ読んだだけで、あまりに凄すぎて布団の中で悶えた。
他には「バハムートラグーン/高城 響」「バハムートラグーン カーナ騎士団 /高城 響」「スカイ・クロラ/森 博嗣」を読了。現在は「魍魎の匣/京極夏彦」を読み直し(何回目だ?)。再読すると最初のときよりも冷静になれて良い。特に作品のタネが思い浮かびやすい。「ハル~」は真逆の状態になったが。
初読のものとしては「有頂天家族/森見登美彦」を読んでいる。登場するオブジェクトとしては化け狸やら天狗やらと何が何やらであるけど、ストーリーとしては良い意味で普通、定番、王道という印象を受ける。その印象は雑誌「ダ・ヴィンチ」に書かれていたことであり、読んでなるほどと思ったわけである。ただし「夜は短し~」のような世界を味わいたい人は期待を裏切られるやも、という気がする。