・グインサーガ
ひとつの時代が終わった感。前田は栗本薫の読者ではなかったけれど、「うえぇ!?」と叫んでしまった。
・言葉と思考の速さ
前田の場合、考えるよりも先に言葉が出てくる、ということがある。例えば「二人の人が同じ対象を見ていたとしても、全く同じ様に見えているとは限らない」云々という考えをしていたとき、唐突に「そういう人間の在り方が神秘だ」という言葉が出てきて、自分で驚いたりする。「今まで神秘だなんて思ってなかったのに」
ここでのポイントは、思考のプロセスを経ず、唐突に「人間の在り方」と「神秘」という言葉が繋がってしまった、ということ。沸いて出たような「神秘」という言葉により前田の中で「人間の在り方」のイメージが膨らんだ、という点である。
イメージが膨らむというのは、思考が進むと言い換えてもいいだろう。つまり、言葉が先に生まれて、その言葉が思考を引っ張っている。
こういう言葉を先行させる思考は中々面白いと思うし、小説にも応用できる。現に前田は「言葉を先行させる」ようにして小説のプロットを考えたりしたことはある(尤もそのときは「言葉を先行させる」などと意識していたわけではない=「言葉を先行させる」と明文化させていたわけではない)。
ひとつの時代が終わった感。前田は栗本薫の読者ではなかったけれど、「うえぇ!?」と叫んでしまった。
・言葉と思考の速さ
前田の場合、考えるよりも先に言葉が出てくる、ということがある。例えば「二人の人が同じ対象を見ていたとしても、全く同じ様に見えているとは限らない」云々という考えをしていたとき、唐突に「そういう人間の在り方が神秘だ」という言葉が出てきて、自分で驚いたりする。「今まで神秘だなんて思ってなかったのに」
ここでのポイントは、思考のプロセスを経ず、唐突に「人間の在り方」と「神秘」という言葉が繋がってしまった、ということ。沸いて出たような「神秘」という言葉により前田の中で「人間の在り方」のイメージが膨らんだ、という点である。
イメージが膨らむというのは、思考が進むと言い換えてもいいだろう。つまり、言葉が先に生まれて、その言葉が思考を引っ張っている。
こういう言葉を先行させる思考は中々面白いと思うし、小説にも応用できる。現に前田は「言葉を先行させる」ようにして小説のプロットを考えたりしたことはある(尤もそのときは「言葉を先行させる」などと意識していたわけではない=「言葉を先行させる」と明文化させていたわけではない)。
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