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・国籍法云々
何なのこれ。ホントに怖いんだけど。

リンク>国籍法改正案まとめwiki
リンク>水間政憲 ブログコメント&動画まとめ(国籍法編)

 単純に考えて、日本の財政破綻する気がするんだが。犯罪件数増大するとしか思えないんだが。
 今後の対策を書いてくれてるブログもリンクしておく。

リンク>KNN TODAY:まだまだ手段はありますよ

 ホント、真面目に怖いんだけど。

 あと、こちらで「問題ないよ」という趣旨で国籍法改正案の解説が書かれている。
リンク>○○○!知恵袋 国籍法は改悪なんでしょうか?
 しかし前田がこの人のblogを読んだ限りでは、子どもの人権の話はいいにしても、選挙権絡みはどうなるかは書かれていないようだ(つまり、非常に多数の外国人が日本国籍を取得することが可能かどうか)。前田が読めてないだけか?


・出版
 一気に話を変える。「小説を書きあぐねている人のための小説入門/保坂和志」が文庫落ちしていた。ソフトカバーの内容に加えて、保坂和志の作品の創作ノートが載っている。
 この本は以前もこのblogで少し紹介したはず。「小説とは何か?」から考える小説の書き方本である。ただ、保坂和志が出している「小説、世界の奏でる音楽」といったようなものとは少し毛色が違って、割と実践的(だったはず)。劇作の技術も載っている(もちろん、それは本筋でないが)。


・小説の文章に於けるプロとアマの差
 最近、ちょっと思ったこと。
 プロとアマの小説で何が違うって「パッとページを開いたとき、そこにつまらない文章があるかどうか」な気がした。アマの方がつまらない文章のある確率がかなり高い。ここでいう「つまらない」というのは読者の主観の「つまらない」だ。
 予想だが、きちんと目指す点があって、かつその点にむけて考えられた文章は、つまらなくはならない。面白いとはいかなくても、つまらなくはないのだ。小説一本の文章全てについて、この「考える」ということを実行できるのがプロな気がする。逆にいえば、それができないうちはアマを脱することはできない。
 まあ、全ての根拠が前田の主観だが。
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・浮世絵の時間経過ってこういうことか?
「今日マチ子のセンネン画報」の「落下」がホントに凄いと思った。ので、リンクを張る。

リンク>今日マチ子のセンネン画報 落下
・マンガ
「孤高の人 4/坂本眞一・高野洋」を購入。
 最近知ったマンガ。ヤンジャン本誌で見かけて、絵が好みだったので少し読んでいた。題材は登山(しかし登山と区分するのは大雑把かも知れない。詳しくは分からんが、ともかく、山を登るということを題材にしている)。
 自分が読んだ範囲では、山登りそのもののシーンではなく、山登りのための準備のシーンばかりだった。絵の好みと題材の地味さのために気になっていたのだが、原案が新田次郎ということに気づき、単行本の購入を決定。
 書店で最新刊が売られていたので思わず買ってしまったのだが、自分は1~3巻を読んでいなかった。
 それでも4巻から読み出したのだが、面白い。
 4巻冒頭は、物語の最初みたいな感じで始まるのもあるが、いきなりこの巻から読んでも面白かった。恐らく、自分は全体のストーリー、或いは主人公の個人的理由を知らないはずだが、そういうものを無視して楽しめる。
 この「個人的理由を無視しているが、楽しめる」という点はスポーツ観戦に似ていると前田は思う。スポーツを観るとき、選手の普段の生活やトレーニングや生まれは関係がない。あるのはただ、その選手の過去の実績とそのときのプレイだけだ。
・政治の話
リンク>国籍改悪案阻止【緊急拡散】
リンク>国籍法改正案まとめWIKI

 政治の話をみかけると、大抵、良いことがない。今回のはとくにうすら寒くなったので、このblogのガラではないが紹介しておく。
・作品の感想
「柳桜抄/木々高太郎」より「緑色の目」と「文学少女」を読んだ。ミステリ、ではないと思う。作者の木々高太郎は「探偵小説芸術論」の提唱者で、ミステリと文学の融合を目指していたらしい(らしいというだけで、前田は詳細を殆ど知らない。甲賀三郎と江戸川乱歩と論争したらしいが)。
 その「文学」を目指そうとした結果がどうかは分からないが、「緑色の目」と「文学少女」の肝は「人間を描く」ことにあるのだろうと思った。両者とも、中心となる登場人物の「決定的な行動」に対する説得力が物凄い(あまりの凄さに、夜眠れるかどうか不安だった。ただし怖かったわけではない)。人間を描くということは、この「とても強い説得力」を持たせることなのだろうか、と思った。
 先ず学べる点としては、その説得力の強度を如何に上げているか、というものが挙げられると思う。しかし前田はまだ「どう説得力があるか」さえ明文化できていない。
 説得力の強度としては「緑色の目」の方が強い気がしたが、作品全体としては「文学少女」の方が前田の好みである。

 それにしても木々高太郎は実にマイナな作家な気がする。五十年以上は昔の作家だからしょうがない、のか?(第四回直木賞受賞作家でもある)
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