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・初雑誌
 雑誌「ROCKIN' ON JAPAN」を生まれて初めて購入した。理由は「凛として時雨」特集だったから。
 インタビューなんかは面白いと思ったのだけど、それはともかくとして、曲の評論はつまらなかった。
 他のバンドの曲の評論なんかも読んでみたのだけど、大抵つまらない。
 例えば本誌ではこんな感じで時雨が表現されている。

---引用開始---
耳をつんざくようなハイトーン男女ツインヴォーカル、土砂降りの雨のようなシャープでヘヴィーなアンサンブル、暴力的なまでに振り切れた展開、(以下略)
---引用終了---

 ハイトーン、ツインヴォーカル云々は事実だからわかる。「耳をつんざく――」は単なる強調表現だろう。
 その次がわからない。「土砂降りの雨のようなシャープでヘヴィーな」って、どんなんだ? 前田が知らないだけで音楽業界では「土砂降りの雨」「シャープ」「ヘヴィー」は具体的な対象のある言葉として使われているのだろうか。
 展開については、まだ分かると思う。
 また、新作のアルバムについての評論には次のような文章があった。

---引用開始---
時雨の音楽は、消せない記憶の中で磔にされている自分を映す鏡のようだ。そんな自分を殺してしまいたくて、激しくその鏡に拳を打ちつけて粉々に砕いても、記憶は余計に鮮明になるばかり。その鮮やかすぎる記憶が苦しいなら、その粉々になった鏡の破片を手に取って腕に突き刺せばいい。流れた心の血だけが苦痛を快楽に変えてくれる――。アルバムを出す度に、そんな歪んだ麻薬性は増し続け、虜になる人が増え続けている。
---引用終了---

 音楽の描写でも説明でもない。初っ端から比喩だしその比喩を前提にして文章が書かれていくから、端的に言って意味が分からない。
 一応、時雨の曲をある程度聴いていれば「消せない記憶」「自分を殺して」「鮮やか」「突き刺せば」といったキーワードを拾って時雨っぽいと思うことは可能だろうけど。
 この手の文章は時雨についての記事だけでなく、他にもあった。ライブのレポなど。紙幅の問題もあるのかもしれないが、全然音楽の表現、または描写になっていない。だからつまらない。一般投稿の文章の方がよほど面白く感じる。
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