忍者ブログ
[27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

・抽象的に、思いつきを二点
 ひとつ。
 問題を解くときには、新たな問題を発見していかなくてはならない。
 問題とはつまり小説そのものを指し、解くとはつまり執筆である。
「この部分は上手くできただろうか?」といった問題ではない。それは小説内で解かれようとしている問題であり、新しくない。新たに書くべきことを見つけよと、そのような意味である。

 ひとつ。
 小説という表現技法は、はっきりいって、悪い。情報の伝達という観点に立てば、伝達速度、伝達時の衝撃など、マンガの方が明らかに上である。文字でしか表現できないことがあるならば、マンガでも文字を使えるのだから、純粋に小説のメリットではない。
 例えば以上のように「小説を否定すること」を出発点にして、小説のメリット、素晴らしさというものを考えよう。どのような魅力が生き残るか?


・妄言
 近年のニーソックスブームの発端は角川出版の「ドグラ・マグラ/夢野久作」の表紙絵だったんだよ!
PR
・日記
 卒論が終わり、春休みかと思いきや実験の準備、手伝いによって春休みが遠のいた(まあ、自分から志望したのだが)。お陰で投稿用の小説の執筆が遅くなってきている。
 七転び八起きというか、転んでもタダでは起きぬというか、この実験を糧にして小説を書いてやろうというのが、この実験に於ける前田の目標である。


・読書
「ドグラ・マグラ/夢野久作」を読んでいるところ。二年以上前に読んだときは、読み辛いことこの上なかったが、今は楽しめている。不思議!
 なお「日蝕/平野啓一郎」は一時保留。理由はドグラ・マグラを読みたくなったから。気紛れである。

 どうでもいいが、ドグラ・マグラを読んでいるとサラリーマンNEOを思い出す。
・執筆
「バナナフィッシュにうってつけの日/J.D.サリンジャー」の感想代わりに短編をひとつ書いた。原稿用紙25枚ほど。未だ嘗て俺が書いたことのない感じの作品である。練習になった。たぶん。


・反省
 そろそろこのブログを始めて一年ほどになる。だからというわけではないが、前田が今までここに書いてきた前田なりの文芸理論をちょっと纏めてみた。「思考のメモ帳」の本領発揮である。
 前田もいい加減いい歳なので、過去を振り返って、改めて文芸に望まねばならぬ、ということ。今更ながら今年の抱負は「(既存のもの、自分なりのもの関係なく)文芸理論を身に付けよう」である。


・購入メモ
「天使のレシピ/御伽枕」
 ラノベ買うのは久しぶり。


・小耳に挟んだ……
 ドイツの小説ランキングに「新宿鮫 毒猿/大沢在昌」が! すげえ!

リンク>http://www.arte.tv/krimiweltここの6位。

 なお「巧言令色吉野仁」にあった記事です。


・読書
 今年の抱負に従って「書きあぐねている人のための小説入門/保坂和志」を再読。
 きっと、文学とエンターテイメントを書くときの理論は、相当違うのだろうということを、今更ながら意識し始めた。それぞれの理論を勉強していかなければ。自分がどちらに向いているかは不明だが。
・懐古
 昔好きだった小説を少しばかり読み直したが「こんなもんだっけ?」という感想が浮かんでしまった。これは果たして、前田の文章力が上がったためか、感性が鈍化したためか、自惚れが強くなったためか。
 尤も、一部分しか読み直していないし、文章の書き込み量についての感想が大きいので、何もその小説が面白くないというわけでもないだろう。


・読書
「ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー」読了。最後まで訳分からんかった。このままじゃよろしくないと思い「バナナフィッシュにうってつけの日」のオーマジュのようなパロディのような、そのような短編をひとつ書こうかと画策する。
 もういっちょ、「こうばしい日々/江国香織」読了。やっぱりここに書くような思考に至らず。殆ど心に残らないという無念。最近の前田の読書はダメであるという事実ばかりが残り始めた。
 そんな中「日蝕/平野啓一郎」を読み始める。まだ40Pほどだが、何も学べない気がしてならない。まずいな……。真面目に読書を考えないと。
・執筆
 新人賞に送りつけようと画策しているものが、一応、最後まで書き終わった。ただし書いていない場面が幾つかあるので、未完には違いない。


・読書
「有頂天家族/森見登美彦」を読了。
 やばいよ! ここに書けるようなことが何もないよ!
「ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー」も残すは「テディ」のみ。
 やばいよ! ここに書けるようなことが何もないよ!

 前田はもう少し、自分の読書を見直すべきである。
忍者ブログ [PR]