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・コメント返信
>kisaさん
 舞城といわず、kisaさん流のぶっ飛び方で。四大奇書に続くようなバカミスとか?


・日記
 パロディというものがある。その中でも特に、既存の作品を二つ以上混ぜるという手法がある。具体的には、朝目新聞で特集されるようなものだ。
 この手のネタの面白さは、やはり組み合わせの妙にあると思う。本来ならば見ることのできないもの、ということだ。だから、欠点としては、元ネタを知らないと全く楽しめない、という点である。
 これを万人受けにしたい。
 どうなるか?
 答えは「変わった組み合わせの言葉」である。最近、俺も挑戦しようとしている。
 これを思う存分使っているのが、ACIDMANだと思うのだが、如何か?


・π
 円周率である。
 森博嗣の作品の中に「十万桁まで計算されたπに人間性がないというのですか? 人間以外に誰がします?」という台詞があった。前田はこの言葉を結構気に入っている。
 ところが、人間以外もπを計算しているかもしれない。動物の思考を読むことはできないのだから「していない」と言い切れないはずだ。
 そう考えると、人間性という言葉からして怪しくなってくる。先の台詞に従うならば「人間だけがすること」=「人間性」と捉えられるが、人間だけがしているとは限らないのである。
 人間性とは、幻想かもしれない。


・読書
「世界は密室でできている。/舞城王太郎」読了。やはり舞城は凄かった。
 何よりもまず、文章の面白さが目を引く。擬音の使い方が異様に巧い。バカな中坊をキッチリ出しているし、後半になってからは大人っぽくしているという構成力の高さもあった。正直、この文章だけで読める。
 ストーリィも面白かった。一番しっくりきそうな感想は「ぶっ飛んでる」。話の展開のスピードが違う。緩急とはこういうことか、というくらいはっきりとしていて、速いときは異常に速い。というか、ホントにぶっ飛ぶ。展開で度肝抜かれたのは久しぶりだ。
 あと、前田も福井出身なので、何かニヤニヤしてしまう。
(分析できてねー!)
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・コメント返信
>無為さん
 了解しました。俺に可能かどうかは解りませんが、説明します。


・研究室
 何してたかって、小説書いてました。


・物理
 素粒子のイメージについて。
 そこらへんにある物質は、全て原子から出来ている。小さい粒の集合体だ。原子もまた、もっと小さな粒から出来ている。陽子、中性子、電子から成っているのだ。陽子と中性子も、更に小さな粒から出来ている。クォークという粒子から成っている。
 このような「粒」というイメージによって、恐らく大多数の人は、素粒子という概念を捉えている。
 だが、そのような捉え方はきっと正確ではない。
 そもそも「粒」という捉え方は、物質と原子の関係の、アナロジィ(相似形)ではないのか? だとすれば、物質を構成するもっとも小さな粒子(これを素粒子という)は、同様の捉え方ができないはずである。
 フライパン全体を指して「フライパン」ということはできるが、フライパンの一部を指すと「フライパン」とはいえない。そういうことだ。素粒子の一部は素粒子ではない。しかし素粒子は一番小さな物質の単位だ。素粒子以下のものがあってはならない。矛盾する。


・読書
「世界は密室でできている。/舞城王太郎」を読み始めた。ニューロマンサーは再び一時停止。あの小説を読むのは非常に疲れるのだ……。
 まだ二十ページちょいくらいしか読んでいないが、流石は舞城。面白い。ルンババと僕のアホみたいなやりとりや、僕がアレをナニする場面とか、「何ちゅーもんを書くんだ、この人は」という感想を持った。やはりこういう「やること」というか「題材」というか「what」というか、その手のものが突き抜けていないとダメなのだろうか。ダメなのだろう。
・物理
 研究室のセミナであった。対称性の話。曰く、あらゆる保存則は、方程式の不変性に由来するということ。
 例として出されたのは、重力の中心力場のラグランジアン(その系を特徴づける関数、といったところか?)が、角度に対して変化しないとき(これが対称性である)、角運動量保存則が導かれる、という話。
 そして、重力場が角度について対称性を持つということはつまり、重力場が等方性を持つということである。ところで、重力とは何なのか? Einsteinの一般相対性理論によれば、これは空間の歪みである。いうなれば、空間の形だ。総括すれば、空間の等方性が角運動量保存の形で顕在化している、ということ。
 物理って深い! 興奮した!


・腹
 スパゲティ100gとサラダだけでは不満であると思い、事前に米を炊いておいた。この用意周到さ、完璧である。


・献血
 血液の成分検査の結果が届いた。どのくらいが良い値なのかは解らないが、γ-GTPやコレステロールなどの値が、二年前と比べ、上昇していた。完璧ではない。
 やはり食生活か? 完璧ではなかったようだ。


・チャーハン
 炊いた米で今からチャーハンを作るぜ!
・日記
 ノーベル物理学賞を受賞した小柴博士の講演にいった。物理の話は殆どせず、財団の話ばかりしていた気がする。まあ、聴講者には小学校低学年以下の子とかいたし、物理の話はそうそうできないとは思うが(カミオカンデの話は少しした)。
 ここでまず学んだことは、質問の難しさ。講演の後、質問を受け付けていたのだが、前田は質問を思いつかなかった。質問は全部で三つ投げかけられていた。内容は、カミオカンデの光電子増倍管の感度はいくらか、小柴博士が物理を始めたのは何故か、人の心を掴むにはどうすればいいのか、というものだ。前田は、前二つの質問はつまらないと思った。


・理由
 宮部みゆきは関係がない。前項の質問が面白くなかった理由である(わざわざ項を分けた意味は、あまりない)。
 光電子増倍管の感度はいわずもがなだろう。機器のスペックなんざ自分で調べればいいだけで、誰かに訊くことに意味はないと思う。誰かに訊くということは、その人なりの答えを期待しなければ、つまり、主観を引き出さなければ、あまり意味がないと思うからだ。
 では、二つ目。物理を始めた理由の質問。これの回答は、小柴博士の主観によるものだろう。しかし面白くなかった。何故か?
 理由は、小柴博士が何者か、ということに由来する。
 小柴博士は物理学者だ。極論すれば、価値があるのは物理学上の功績のみである。その人間を訊いても、あまり意味がないのではないかと、前田はそう思うわけだ。


・読書
「ニューロマンサー/William Gibson」読書中。
 マトリクス空間の描写の面白さが分かりかけてきた。単語の組み合わせの妙だ。もしや、詩に使えるか?

・出血サービス
 近所の電気屋で定価3000円のものが98円で売られていた。


・美味しんぼ
 連載初期の山岡士郎は、アゴがしゃくれてはいるが、かっこいいと思った。気に食わないこと(主に料理)となると、容赦なく噛み付いていく辺りとか。
 他のことは全然ダメなのに、ある一点に於いて素晴らしい能力を発揮する、というキャラ造詣は、定番だが、やはり良いものだと思う。サヴァン症候群の変形。


・購入録
「イエスタデイをうたって/冬目 景」を購入。
 先生! 人物の顔が変わってます!


・読書
 引き続き、「ニューロマンサー/William Gibson」を読んでいる。
 さて、再びよく解らなくなって参りました。サイバーパンクの世界の描写についていけず、そのまま、ストーリィも解らなくなってきているという有様。無念。
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