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・読書
「チーム・バチスタの栄光/海堂 尊」読了。
 ミステリに会話って、必須。

「夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦」を読んでいる。
 こりゃ「陰日向に咲く/劇団ひとり」は勝てんと思った。
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・読書
‘文芸サークル’の先輩から借りた「ヨイコノミライ/きづきあきら」を読んだ。高校のマンガ研究会の話。「G戦場ヘヴンズドア/日本橋ヨヲコ」とは全く違った、マンガ描きのマンガ。
「G戦場~」は創作に本気になったときのスタンスに突っ込んだ作品だと思うが、「ヨイコノ~」は違う。創作に対するスタンスというモチーフで以って、歪みを抱えた人間の傷に突っ込んでいく作品。
 たかがモチーフ、されどモチーフ、どころではない。グサグサきた。やばい。このマンガはやばい。「G戦場~」でも創作に於けるゲロを吐くような苦しみというものは描かれていたが、「ヨイコノ~」はそれが常に、根底に横たわっている気がする。
「夢……。命……。希望……。何処から来て、何処へ行く? そんなものは……このわたしが破壊する!」
・こち亀
「こちら葛飾区亀有公園前派出所/秋本 治」の三十周年記念、日本推理小説協会六十周年記念、ということで、こち亀のトリビュート小説が出版された。書店で目撃する。
 京極が書いている、ということで、その部分だけちょっと見てみた。
 やりすぎじゃないのか?
 しかし、僅か四行で「京極が書いているな」と思わせられるのは凄いと思う。


・エンタテイメント
 サーカスを観にいった。なかなか面白かったし、エンタテイメントの要件なんかについて考えられたので良かった。出力がめんどいので、思考内容は割愛。これではこのサイトの意味なし。別にいいや。メモあるし。


・作り方
 水って、工業的に作れるのだろうか?


・読書
「チーム・バチスタの栄光/海堂 尊」を読み始めた。まだ数ページ。
・コメント返信
>kisaさん
 まだ薦めてないオススメは、この辺かな。
「倒錯のロンド/折原 一」
「世界は密室でできている。/舞城王太郎」
「13階段/高野和明」
 上にあるほど、オススメ度が高いです。


・ネガ、ポジ
 主人公が周りに誤解されている、という話の形態は多いと思う。その中でも特に「主人公が凄いやつだと思われている」というパターンについて。マンガではあるが「デトロイト・メタル・シティ/若杉公徳」や「エム×ゼロ/叶 恭弘」などだ(前者はやや違うか?)。これらの物語は「如何に自分の無能さを隠し通すか」という点が重要になる。主人公の秘密(無能さ)を知っている人物は特殊な役割となる。
 逆に「主人公が無能だと思われている」タイプの作品はどんなものがあるだろうか。やはりマンガだが「太郎/細野不二彦」がそうか? 今は、こちらのタイプの物語の方が、需要があると思うがどうだろう。「俺は今はこんなんだけど、いざとなったら凄いぜ」みたいな願望を満たすものだと思うのだ。


・読書
「ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!/深水黎一郎」読了。kisaさんに感謝。
 イチャモンを付けることは可能だが、なるほど、読者が犯人になっている。アンフェアに思えたりもする箇所や(辻褄は合ってる)、巧い構成だとは思えなかったりもするが、良作だとは感じた。理由はトリック……ではなく、そのトリック成立のバックグラウンドの設置だ。何のことかといえば、リアリティの作り方、である。
 自分としては、このリアリティの出し方は、能の「シテ」という概念に似ていると思う。そしてこの作品で論じるべきは、リアリティに関することではないかと思うのだ。この観点に立つと、あの構成は、どうなのだろう。
・感謝
 本を貰った。有り難いことです。


・積み本
 そんなわけで、積み本が更に増えた状況である。しかも、後で手に入れた本の方を先に読みたいという有様。
 ここで気づいたが、積み本は少ない方が良い気がする。ストックとして一、二冊くらいが丁度良いのではないか? 実験する気はない。


・出版
「フラッタ・リンツ・ライフ/森 博嗣」がようやくノベルスになる模様。長かったなぁ……。


・読書
「続巷説百物語/京極夏彦」読了。
 多量の情報を処理できず、何となく、で読了してしまった。
 直木賞受賞のシリーズだから、きっと世間的な評価は高いだろう。直木賞はその作品というよりも、作家の今までの功績に与えられるものだと聞いたことがあるから、間違ってはいまい。
 となると、前田の読解力の問題であることが分かる。出された情報をきっちり整理できていれば、充分に面白い読書となっていたと思う。いや、面白くはあった。ただしそれは京極の文章に依るものな気がするのだ。このシリーズはきっと、連作短編のつもりではなく、長編のつもりで読んだ方がいい。「後巷説百物語」を読むときはそうしよう。
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