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・コメント返信
>emptyさん
 脱格というより、脱皮?
 ニュルニュル……ポン! キシャー!


・読書
「小説、世界の奏でる音楽/保坂和志」を読んでいる。「小説の誕生」「小説の自由」と同じ、小説論。
 前田にとっては非常に難解な本である。著者の小説に対する色々な考えが書かれているのだが、それをきちんと把握する(著者が何を言っているのかということ。自分でも同じ問を考えられるようになるということ)のが難しい。ものすごく感性と頭を使って読まなければ何も得られないような気がする。思考のための練習場みたいな本。
 だから前田は、この本が実践的な小説の理論本ではないと思う。理論、つまり「何について考えていけばいいか」ということは書かれているとは思うけど、その理論はすぐに小説執筆に役に立つものではないだろう。
 だけど著者はこう言いそうな気がする。「これは全く実践的なことではないけれど、実践的なことよりも大事なことを書いている」
 少なくとも、いずれ糧になるはずだ。種まきのような本だな、と思った。芽が出る確率は低いけれど。
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