今年初めて曲を買った(レンタルした)バンドを振り返る。
バンド名をクリックするとyoutubeの検索結果かmyspaceに飛ぶ。
・WHITE ASH
・white white sisters
・pasteur
・LITE
・sgt.
・夢中夢
・0.8秒と衝撃。
・matryoshka
・about tess
バンド名をクリックするとyoutubeの検索結果かmyspaceに飛ぶ。
・WHITE ASH
・white white sisters
・pasteur
・LITE
・sgt.
・夢中夢
・0.8秒と衝撃。
・matryoshka
・about tess
ベストは「sgt.」。ジャンルはポストロックらしい。殆どの曲がインスト。
編成がヴァイオリン、ベース、ドラム。ここにギターとかピアノとかアルトサックスを加えている。このヴァイオリンが頗る良い。空間的に広がる感じの音も出すし、疾走感のある音も出す。メロディだって言うに及ばず。
特に好きな曲は「ライマンアルファの森」。約8分と適度に長くて、佳境のメロディというか広がりというか、そういうのがとても良い。タイトルも大好きです。
疾走感でいうなら「再生と密室」とか好き。
マイナーっぷりは「pasteur」がひとつ抜けてる感じがするので、誰かに薦めたい。これもインストバンド。ギター二本にベースとドラム、それからフルート+サンプラー+シンセの五人編成。
sgt.とかLITEとかと違って、音の響きがすごく硬い印象。電子音楽みたいで、それがすごくカッコいい。ものすごく機械的、無機質な感じというか。けどフルートなんかの柔らかさも含んでいる。
一曲一曲が長いというのも前田好みだった。
しかし、検索しにくいバンド名だ。パスツール博士に勝てるワケないだろ! matryoshkaも検索しにくいと思うけど。
ベスト3に入るというわけではないが、ボーカル有りとして「WHITE ASH」のアプローチが面白いと思った。
編成はギタボ、ギター、ベース、ドラム。
面白いのは歌詞に全く意味がない、ということ。全部の曲が全部、というわけではないみたいが「Thunderous」は意味がないみたい。英語と日本語を単語単位で混ぜてる感じ。英語っていうけど、ホントに英語なのかどうかは知らんが……。
展開は普通だから、この意味で「凛として時雨」みたいな飽きのなさは期待できないけど、それ以上に音がかっこいい。ベースラインが特に。ボーカルの声もかっこいいと思う(個人的には透明で立方体みたいな感じがする)。
時雨の名前をだしたけど、本当に対比するべきは曲の展開なんかじゃなくて(もともと時雨が変な展開多いみたいだし)、歌詞だと思う。
WHITE ASHがどういう風に歌詞を書いているかは知らないけど、時雨は作詞しているギタボの身体性の発露としての言葉になっている(インタビューとか読んだ限りの前田の勝手な想像だが)。
身体性の発露というのはつまり、現実のある事象に対して「自分はこうとしか言えない、こう言わなかったら自分にとってウソになる」というような言葉の使い方だ。だから歌詞は意味が通りはするけど、「作者は何が言いたいのか」という問とは無縁のものになっている。何を表現しているのか、ではなくて、それ自体が表現されたものだというような……。
WHITE ASHは歌詞の意味すら通らないが、では何に由来している言葉なのだろうか? 時雨と対比するべき、というのはそういう意味だ。
あと、WHITE ASHは、音楽でもビジュアルは大事なのだと再確認させてくれるバンドでもある。理由はギタボのビジュアルがヘナチョコだから(当人がそういうことを言ってしまっている)。
「バンドといえど、やっぱりルックスはカッコよくないといけない」と言いたいのではない。WHITE ASHはギタボのルックスがアレなのにカッコいい。だから「バンドにはやっぱりルックスなんて関係ないんだ」というわけでもない。どちらにせよビジュアルを評価基準に据えているということである。
ロックのライブというのは音楽を聞きに行く場であると同時に、バンドメンバーのパフォーマンスを楽しむ場所でもあるのだから、ビジュアルを無視できない。WHITE ASHのPVを観ているとそう思う。
こうしてみると、音楽を語ることが如何に難しいか!
編成がヴァイオリン、ベース、ドラム。ここにギターとかピアノとかアルトサックスを加えている。このヴァイオリンが頗る良い。空間的に広がる感じの音も出すし、疾走感のある音も出す。メロディだって言うに及ばず。
特に好きな曲は「ライマンアルファの森」。約8分と適度に長くて、佳境のメロディというか広がりというか、そういうのがとても良い。タイトルも大好きです。
疾走感でいうなら「再生と密室」とか好き。
マイナーっぷりは「pasteur」がひとつ抜けてる感じがするので、誰かに薦めたい。これもインストバンド。ギター二本にベースとドラム、それからフルート+サンプラー+シンセの五人編成。
sgt.とかLITEとかと違って、音の響きがすごく硬い印象。電子音楽みたいで、それがすごくカッコいい。ものすごく機械的、無機質な感じというか。けどフルートなんかの柔らかさも含んでいる。
一曲一曲が長いというのも前田好みだった。
しかし、検索しにくいバンド名だ。パスツール博士に勝てるワケないだろ! matryoshkaも検索しにくいと思うけど。
ベスト3に入るというわけではないが、ボーカル有りとして「WHITE ASH」のアプローチが面白いと思った。
編成はギタボ、ギター、ベース、ドラム。
面白いのは歌詞に全く意味がない、ということ。全部の曲が全部、というわけではないみたいが「Thunderous」は意味がないみたい。英語と日本語を単語単位で混ぜてる感じ。英語っていうけど、ホントに英語なのかどうかは知らんが……。
展開は普通だから、この意味で「凛として時雨」みたいな飽きのなさは期待できないけど、それ以上に音がかっこいい。ベースラインが特に。ボーカルの声もかっこいいと思う(個人的には透明で立方体みたいな感じがする)。
時雨の名前をだしたけど、本当に対比するべきは曲の展開なんかじゃなくて(もともと時雨が変な展開多いみたいだし)、歌詞だと思う。
WHITE ASHがどういう風に歌詞を書いているかは知らないけど、時雨は作詞しているギタボの身体性の発露としての言葉になっている(インタビューとか読んだ限りの前田の勝手な想像だが)。
身体性の発露というのはつまり、現実のある事象に対して「自分はこうとしか言えない、こう言わなかったら自分にとってウソになる」というような言葉の使い方だ。だから歌詞は意味が通りはするけど、「作者は何が言いたいのか」という問とは無縁のものになっている。何を表現しているのか、ではなくて、それ自体が表現されたものだというような……。
WHITE ASHは歌詞の意味すら通らないが、では何に由来している言葉なのだろうか? 時雨と対比するべき、というのはそういう意味だ。
あと、WHITE ASHは、音楽でもビジュアルは大事なのだと再確認させてくれるバンドでもある。理由はギタボのビジュアルがヘナチョコだから(当人がそういうことを言ってしまっている)。
「バンドといえど、やっぱりルックスはカッコよくないといけない」と言いたいのではない。WHITE ASHはギタボのルックスがアレなのにカッコいい。だから「バンドにはやっぱりルックスなんて関係ないんだ」というわけでもない。どちらにせよビジュアルを評価基準に据えているということである。
ロックのライブというのは音楽を聞きに行く場であると同時に、バンドメンバーのパフォーマンスを楽しむ場所でもあるのだから、ビジュアルを無視できない。WHITE ASHのPVを観ているとそう思う。
こうしてみると、音楽を語ることが如何に難しいか!
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