・コメント返信
>kisaさん
乾くるみはイニシエーションで評価を上げたとの噂ですぜ。
>OECさん
その解釈はむしろ面白い方向にいっているではないですか。そっちの意味の方が俺を惹くのです。
・価値観
客観的視点についてである。価値観、というタイトルはやや間違いであり、一説によると羊頭狗肉。
客観的視点には二種類あるのではないか、と前田は考えている。即ち「事実のみに向ける視点」と「様々な主観を集めたもの」である。
前者は割と楽にできる。事実は事実だ。対象をそのまま見ればいい。問題としては、そこから何らかの考察・結論を引き出すのが難しいということ。後者はつまり、一人で複数人の意見を出そう、ということ。
前田の今のマイブームは、後者の客観的視点を以ってものごとを見る、である。ところがこれが難しい。自分の主観に対して逆になる意見の根拠を見つけようとしても、案外、見つからないものだ。勿論見つかる場合もあるが、世の中の主観は、全て二元論というわけではない。対立項だけ発見してもダメで、他の意見の根拠も探していかなければならない。
この後者の客観的視点、何の役に立つかといえば、小説に対する批評だ(ただし、その作品を面白くするために言う意見=批評、としている)。
小説の面白さは個人の感性による部分があるので、一つの主観的批評は事実となる。だがしかし、その批評が多数の感性に合うものかといえば、それはまた別の問題だ。だからこそ、批評には事実が必要となると、前田は思っている。
しかし既に述べた通り、事実から考察・結論を引き出すのは難しい(というか、それを引き出すのが批評の役目だと思う)ので、これでは批評にならない。そこで登場するのが、多数の主観という、客観的視点である。これならば問題点及びその解決のメリット・デメリットを列挙することができる。批評しつつ、批評側の感性の押し付けを回避することができるわけだ。
そして、以上の話も一つの主観でしかない。
・読書
「痴人の愛/谷崎潤一郎」読了。
冒頭で提示された動機がこんな形で収まるなんて!
もっと、この作品について考えてみるべきかな……。良さが分かっていない。まさか時代の問題ではあるまい。
今は「半落ち/横山秀夫」を読んでいる。まだ始め。近々他の本を借りるので、中断予定。
>kisaさん
乾くるみはイニシエーションで評価を上げたとの噂ですぜ。
>OECさん
その解釈はむしろ面白い方向にいっているではないですか。そっちの意味の方が俺を惹くのです。
・価値観
客観的視点についてである。価値観、というタイトルはやや間違いであり、一説によると羊頭狗肉。
客観的視点には二種類あるのではないか、と前田は考えている。即ち「事実のみに向ける視点」と「様々な主観を集めたもの」である。
前者は割と楽にできる。事実は事実だ。対象をそのまま見ればいい。問題としては、そこから何らかの考察・結論を引き出すのが難しいということ。後者はつまり、一人で複数人の意見を出そう、ということ。
前田の今のマイブームは、後者の客観的視点を以ってものごとを見る、である。ところがこれが難しい。自分の主観に対して逆になる意見の根拠を見つけようとしても、案外、見つからないものだ。勿論見つかる場合もあるが、世の中の主観は、全て二元論というわけではない。対立項だけ発見してもダメで、他の意見の根拠も探していかなければならない。
この後者の客観的視点、何の役に立つかといえば、小説に対する批評だ(ただし、その作品を面白くするために言う意見=批評、としている)。
小説の面白さは個人の感性による部分があるので、一つの主観的批評は事実となる。だがしかし、その批評が多数の感性に合うものかといえば、それはまた別の問題だ。だからこそ、批評には事実が必要となると、前田は思っている。
しかし既に述べた通り、事実から考察・結論を引き出すのは難しい(というか、それを引き出すのが批評の役目だと思う)ので、これでは批評にならない。そこで登場するのが、多数の主観という、客観的視点である。これならば問題点及びその解決のメリット・デメリットを列挙することができる。批評しつつ、批評側の感性の押し付けを回避することができるわけだ。
そして、以上の話も一つの主観でしかない。
・読書
「痴人の愛/谷崎潤一郎」読了。
冒頭で提示された動機がこんな形で収まるなんて!
もっと、この作品について考えてみるべきかな……。良さが分かっていない。まさか時代の問題ではあるまい。
今は「半落ち/横山秀夫」を読んでいる。まだ始め。近々他の本を借りるので、中断予定。
・bug
蒸し暑い。蒸し暑すぎて、むしむしQを思い出した。
・タイトル
書店で「素粒子」というタイトルの本を見つけた。学術書かと思いきや、なんと小説。こういうタイトルの付け方は思いつかなかった。今月の前田的一位タイトル。
しかし、このタイトルは文系の人にとってはどうなのだろう? 気になるところである。こういうときのためにサークルがあるかもしれない。
・出版
「イニシエーション・ラブ/乾くるみ」が文庫化されていた。気になりすぎる。しかし買っていない。節約。
蒸し暑い。蒸し暑すぎて、むしむしQを思い出した。
・タイトル
書店で「素粒子」というタイトルの本を見つけた。学術書かと思いきや、なんと小説。こういうタイトルの付け方は思いつかなかった。今月の前田的一位タイトル。
しかし、このタイトルは文系の人にとってはどうなのだろう? 気になるところである。こういうときのためにサークルがあるかもしれない。
・出版
「イニシエーション・ラブ/乾くるみ」が文庫化されていた。気になりすぎる。しかし買っていない。節約。
・コメント
返信ではない。何故ならばコメントがないからである。
某所でこのようなコメントを発見した(これで前田の趣味が多少明かされる感じになる)。
-引用開始-
絵をけなした人は、絵を描いて投下してほしいなァw
人が描いた絵を堂々とけなせる人らが巧い絵なんて描けんと思うけどwwwwwwww
-引用終了-
創作物に対する批判に「そんなん言うならお前がやれよ」という返しは前田が嫌いなものである。しかし上記のコメントは「なるほど」と思った。
様々な人が集う掲匿名示板(2ch系統)は様々な意見・感想が飛び交う。こういうのは、客観的視線を持つのに役に立つ気がした。何故ならば、ほぼ確実に自分の主観と真逆の意見が出るからだ。
・ノート
現在、文芸サークル(の一部)でツンデレ論が発展している。この手のキャラクタの魅力に対する見解として、自分の意見を箇条書きにしておこう。今後、前田の考えが変わったとき、このメモが何らかの役に立つかもしれない。
1.「制限と解放」という意味合いでのカタルシスが、キャラクタ単体で実現している。
2.本来、人の感情は読み取れないものだが、このキャラクタの恋愛感情は簡単に読み取れる(この言い方は正確ではないか。テンプレート的なツンデレキャラは別のキャラクタに対する恋愛感情が必要条件になっている、というべきかもしれない)。この面白さは、恋愛小説のそれに類似していると思われる。即ち、他人の感情を知った上での傍観。
3.ある要素A。それに反する要素B。Bを提示することによって、Aを強調することが可能である。ツンデレはこの強調表現そのものである。
・読書
「痴人の愛/谷崎潤一郎」はまだ読んでいるとこ。
「School Rumble/小林 尽」を購入。17巻。ストーリィについての面白さは良く分かっていない。それよりも、今回は感情表現に面白さの重点がある気がした(当然、それだけの感情を表すのに必要なストーリィというのはあるわけだが。逆に言えば、感情表現の強さから、ストーリィが重要な点に差し掛かっているとも取れるか?)。ではどうやって、感情を強く表現しているのか? この辺りが創作として学ぶべきポイントか。
あと、マンガの表現技法として気になった点が一つ。
ギャグ系統の話の演出として、キャラクタがデフォルメされることがある。普段は八頭身なのに、特定のコマだけ二頭身になるとか、その手の演出だ。これの逆方向の演出として、特定のコマだけシリアスな方向に絵柄を変えるというのは、なかなか見ない演出だなと思った。前田が知らないだけかもしれないが。
返信ではない。何故ならばコメントがないからである。
某所でこのようなコメントを発見した(これで前田の趣味が多少明かされる感じになる)。
-引用開始-
絵をけなした人は、絵を描いて投下してほしいなァw
人が描いた絵を堂々とけなせる人らが巧い絵なんて描けんと思うけどwwwwwwww
-引用終了-
創作物に対する批判に「そんなん言うならお前がやれよ」という返しは前田が嫌いなものである。しかし上記のコメントは「なるほど」と思った。
様々な人が集う掲匿名示板(2ch系統)は様々な意見・感想が飛び交う。こういうのは、客観的視線を持つのに役に立つ気がした。何故ならば、ほぼ確実に自分の主観と真逆の意見が出るからだ。
・ノート
現在、文芸サークル(の一部)でツンデレ論が発展している。この手のキャラクタの魅力に対する見解として、自分の意見を箇条書きにしておこう。今後、前田の考えが変わったとき、このメモが何らかの役に立つかもしれない。
1.「制限と解放」という意味合いでのカタルシスが、キャラクタ単体で実現している。
2.本来、人の感情は読み取れないものだが、このキャラクタの恋愛感情は簡単に読み取れる(この言い方は正確ではないか。テンプレート的なツンデレキャラは別のキャラクタに対する恋愛感情が必要条件になっている、というべきかもしれない)。この面白さは、恋愛小説のそれに類似していると思われる。即ち、他人の感情を知った上での傍観。
3.ある要素A。それに反する要素B。Bを提示することによって、Aを強調することが可能である。ツンデレはこの強調表現そのものである。
・読書
「痴人の愛/谷崎潤一郎」はまだ読んでいるとこ。
「School Rumble/小林 尽」を購入。17巻。ストーリィについての面白さは良く分かっていない。それよりも、今回は感情表現に面白さの重点がある気がした(当然、それだけの感情を表すのに必要なストーリィというのはあるわけだが。逆に言えば、感情表現の強さから、ストーリィが重要な点に差し掛かっているとも取れるか?)。ではどうやって、感情を強く表現しているのか? この辺りが創作として学ぶべきポイントか。
あと、マンガの表現技法として気になった点が一つ。
ギャグ系統の話の演出として、キャラクタがデフォルメされることがある。普段は八頭身なのに、特定のコマだけ二頭身になるとか、その手の演出だ。これの逆方向の演出として、特定のコマだけシリアスな方向に絵柄を変えるというのは、なかなか見ない演出だなと思った。前田が知らないだけかもしれないが。
・コメント返信
>kisaさん
ダークマスター。闇の主。どこぞのファンタジィのようだ。
ハバネラ? 調べてみたら歌劇の模様。ハバネロを食って口の中を辛くしてから皆で歌いましょう。
・癖
サボリ癖というのは厄介極まりない。別にこのblogに限った話ではなく。
・頭脳
知識があること=頭が良い、ではないということは、しばしば言われることだろう。この考えには自分も賛同している。
自分は、知識は思考に於ける武器だと思っている。知識があれば、思考の道筋をショートカットすることが可能となる。特に数学でこの効能が存分に発揮される。数学という学問は知識がなくても、体系を(文字通り)1から組み立てることが可能ではある(そんな恐るべき頭脳を持っている人間は恐らくいないだろうが)。反面、例えば公式などを、知っているだけでは、数学ができない。必要なのはその公式を使って何をするか、だからだ。
武器の使用は本人の頭脳次第、というわけである。使い方によっては、弱い武器でも素晴らしい効果を期待できる。こう書くと「知識は要らない」という解釈もできる。しかし実際にはそうではない。100m先の的を落とすとき、ナイフは使えない。
武器という喩えは、自分は結構気に入っている。戦場で生き残るためには、というアナロジィを適用できるからだ。素手のみで生き残れるのは範馬勇次郎くらいだろう。そして、上手くすれば銃一丁でも生き残ることは可能である。
・読書
「痴人の愛/谷崎潤一郎」を読んでいる。谷崎の色気は、果たして自分の創作の役に立つのか。およそ四分の一ほど読んだが、あまり琴線に触れていない。何故ならば、説明が多いからだ。
>kisaさん
ダークマスター。闇の主。どこぞのファンタジィのようだ。
ハバネラ? 調べてみたら歌劇の模様。ハバネロを食って口の中を辛くしてから皆で歌いましょう。
・癖
サボリ癖というのは厄介極まりない。別にこのblogに限った話ではなく。
・頭脳
知識があること=頭が良い、ではないということは、しばしば言われることだろう。この考えには自分も賛同している。
自分は、知識は思考に於ける武器だと思っている。知識があれば、思考の道筋をショートカットすることが可能となる。特に数学でこの効能が存分に発揮される。数学という学問は知識がなくても、体系を(文字通り)1から組み立てることが可能ではある(そんな恐るべき頭脳を持っている人間は恐らくいないだろうが)。反面、例えば公式などを、知っているだけでは、数学ができない。必要なのはその公式を使って何をするか、だからだ。
武器の使用は本人の頭脳次第、というわけである。使い方によっては、弱い武器でも素晴らしい効果を期待できる。こう書くと「知識は要らない」という解釈もできる。しかし実際にはそうではない。100m先の的を落とすとき、ナイフは使えない。
武器という喩えは、自分は結構気に入っている。戦場で生き残るためには、というアナロジィを適用できるからだ。素手のみで生き残れるのは範馬勇次郎くらいだろう。そして、上手くすれば銃一丁でも生き残ることは可能である。
・読書
「痴人の愛/谷崎潤一郎」を読んでいる。谷崎の色気は、果たして自分の創作の役に立つのか。およそ四分の一ほど読んだが、あまり琴線に触れていない。何故ならば、説明が多いからだ。