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・コメント
 返信ではない。何故ならばコメントがないからである。
 某所でこのようなコメントを発見した(これで前田の趣味が多少明かされる感じになる)。
-引用開始-
絵をけなした人は、絵を描いて投下してほしいなァw
人が描いた絵を堂々とけなせる人らが巧い絵なんて描けんと思うけどwwwwwwww
-引用終了-
 創作物に対する批判に「そんなん言うならお前がやれよ」という返しは前田が嫌いなものである。しかし上記のコメントは「なるほど」と思った。

 様々な人が集う掲匿名示板(2ch系統)は様々な意見・感想が飛び交う。こういうのは、客観的視線を持つのに役に立つ気がした。何故ならば、ほぼ確実に自分の主観と真逆の意見が出るからだ。


・ノート
 現在、文芸サークル(の一部)でツンデレ論が発展している。この手のキャラクタの魅力に対する見解として、自分の意見を箇条書きにしておこう。今後、前田の考えが変わったとき、このメモが何らかの役に立つかもしれない。
1.「制限と解放」という意味合いでのカタルシスが、キャラクタ単体で実現している。
2.本来、人の感情は読み取れないものだが、このキャラクタの恋愛感情は簡単に読み取れる(この言い方は正確ではないか。テンプレート的なツンデレキャラは別のキャラクタに対する恋愛感情が必要条件になっている、というべきかもしれない)。この面白さは、恋愛小説のそれに類似していると思われる。即ち、他人の感情を知った上での傍観。
3.ある要素A。それに反する要素B。Bを提示することによって、Aを強調することが可能である。ツンデレはこの強調表現そのものである。


・読書
「痴人の愛/谷崎潤一郎」はまだ読んでいるとこ。
「School Rumble/小林 尽」を購入。17巻。ストーリィについての面白さは良く分かっていない。それよりも、今回は感情表現に面白さの重点がある気がした(当然、それだけの感情を表すのに必要なストーリィというのはあるわけだが。逆に言えば、感情表現の強さから、ストーリィが重要な点に差し掛かっているとも取れるか?)。ではどうやって、感情を強く表現しているのか? この辺りが創作として学ぶべきポイントか。
 あと、マンガの表現技法として気になった点が一つ。
 ギャグ系統の話の演出として、キャラクタがデフォルメされることがある。普段は八頭身なのに、特定のコマだけ二頭身になるとか、その手の演出だ。これの逆方向の演出として、特定のコマだけシリアスな方向に絵柄を変えるというのは、なかなか見ない演出だなと思った。前田が知らないだけかもしれないが。
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