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・今話題の
 桜庭一樹を読んだことはない。

 それはともかく、伊坂幸太郎はいつ取るのだろう? 候補には何度もあがっているが、山周賞もまだだし。不思議。
 気になる作家では、恒川光太郎と万城目学。二人ともデビュー直後に候補(恒川はデビュー作、万城目は二作目)になっている。やっぱり、いずれ取るんだろうなと思いつつ、いつになるだろうとも思う。


・革命
 創作メモとして書いておこう。ただしショパンは全く関係がない。
 最近の前田の書きたいものとして「世界の変革」がある。世界というのは大きな範囲のものではなく、個人としての世界。「セカイ」という言葉に近い、あるいは同じものだろう。今まで自分が生きていた世界が何らかの大きな変化を起こす(そしてそれは世界が変わるのではなく、人間が変わる)、その瞬間を書きたいと思っている。
 この「世界の変革」を前田は明文化して説明できていないが、具体例としては「ソラニン/浅野いにお」がある。この中には主人公の「世界の変革」があると、勝手に思っている。
 さて、この「世界の変革」、どうやって起こせばいいだろうか。そのヒントとして叙述トリックがあるのではないか、ということに思い至った。叙述トリックの面白さの一つは「信じていたことが裏切られ、結果、見えていなかったものが見える」という点にあると思う。これは「世界の変革」に似ているのでは?と思った次第。
 従って「世界の変革」を書くために「信じていたものが裏切られる」ということに関して考えていけばいいのではないか、と結論するに至った。


・気になった本
「花の民俗学」。講談社学術文庫である。最近、めっきり民俗学に触れていないので(もともとミーハーみたいなものだが)、読んでみたくなった。


・タイトル
 最近、とある短編を書いた。しかしタイトルが一向に決まらない。力のある単語を選ぶという行為の難しさが分かる。
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直木賞
桜庭一樹はこれでいよいよラノベには戻ってこなさそうだ。「越境」は結局ラノベ業界にはメリットのない現象だったといえるかもしれない。立ち位置的に宙ぶらりんの有川浩と、講談社でのハードカバー後にブギーポップ新刊を出した上遠野浩平あたりはともかく、橋本紡あたりは絶対に帰ってこないだろうし。それに、一般人が越境者の過去のラノベでの著作に触れることもないだろう。
結論的には個人の快挙はあくまで個人の快挙、ということだろうか。
empty 2008/01/19(Sat)23:43:15 編集
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