忍者ブログ
[125] [124] [123] [122] [121] [120] [119] [118] [117] [116] [115]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

・コメント返信
>無為さん
 前者が正解です。

 音楽と言葉の違い。自分は意味の幅が大きいか小さいかという点で、両者は違うと考えてます。例えば楽曲の或る一小節に何らかの(それこそ言葉のように)意味があったとしても、その意味を正確に掴むのは難しいだろう、ということ。聞き手の感性によってかなりの幅が出るでしょう。
 これに対して言葉というのは感性による幅は殆どないでしょう。言葉から受ける印象は感性によりますが、「何を指しているか」というのを上手く掴めるかどうかは知識です。
 実際には音楽にも言葉のように「一つの意味に限定される=一意性」があるのかもしれませんが、その辺りの知識を自分は持ち合わせていないので、現在のところ、自分の考えは上記のようになります。


・音楽
 と、上の項にあげるような理由で、前田はリストの超絶技巧練習曲第四番のマゼッパが好きです。音楽に一意性はないと思うのに、この曲から受けたイメージは作者の想定したものとかなり近かった。
 他にはベートーヴェンの月光の第一楽章とか、モーツァルトの子犬のワルツが、題名とばっちり合っていると思っている。最も前者のタイトルを付けたのはベートーヴェンではないが……。


・執筆
 最近、一段落、およそ原稿用紙一枚分書いただけでへとへとになってそれ以上先に進まなくなってしまう。もともとの遅筆がさらに加速している模様。文章の密度とレベルが上昇した結果だったら良いのだが。


・読書
 卒論の合間を縫って、過去に読んだ中で特に面白かったものを読み直している。「ハル、ハル、ハル/古川日出男」と「夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦」をつまみ読み。「ハル~」を数ページ読んだだけで、あまりに凄すぎて布団の中で悶えた。
 他には「バハムートラグーン/高城 響」「バハムートラグーン カーナ騎士団 /高城 響」「スカイ・クロラ/森 博嗣」を読了。現在は「魍魎の匣/京極夏彦」を読み直し(何回目だ?)。再読すると最初のときよりも冷静になれて良い。特に作品のタネが思い浮かびやすい。「ハル~」は真逆の状態になったが。
 初読のものとしては「有頂天家族/森見登美彦」を読んでいる。登場するオブジェクトとしては化け狸やら天狗やらと何が何やらであるけど、ストーリーとしては良い意味で普通、定番、王道という印象を受ける。その印象は雑誌「ダ・ヴィンチ」に書かれていたことであり、読んでなるほどと思ったわけである。ただし「夜は短し~」のような世界を味わいたい人は期待を裏切られるやも、という気がする。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]