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・妄念
「百年の誤読/マルシア・ガルケス」


・4元ベクトル
 どちらかといえばこちらの方が妄念である。
 小説での(小説に限らないか)カメラワークは時間と空間の移動を基本とする。実際「この文章はいつ、どこを書いているか」を意識するのは重要らしい。
 では、時間と空間を基本としないカメラワークというのは可能か?
 物理学では「時間-空間」と同じように組み合わされる量として「エネルギー-運動量」「密度-流量」「スカラポテンシャル-ベクトルポテンシャル」といったものがあるが、さて。


・ニュース
 例えばYahoo知恵袋で個人的な悩みを相談している記事をブログニュースなどで取り上げ、多数の人間に広めようとする行為に疑問を感じた。当人に知れた場合にどうなるのか?ということ。
 ここまで書いたら何のことか分かる人は多いと思われるので、この記事は批判対象と同じことをしているという事態に陥っているが、閲覧者の範囲の狭さを考えると、問題ないだろうと思う(恐らく知り合いしか読んでいないだろうという予測)。
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・コメント返信
>emptyさん
 脱格というより、脱皮?
 ニュルニュル……ポン! キシャー!


・読書
「小説、世界の奏でる音楽/保坂和志」を読んでいる。「小説の誕生」「小説の自由」と同じ、小説論。
 前田にとっては非常に難解な本である。著者の小説に対する色々な考えが書かれているのだが、それをきちんと把握する(著者が何を言っているのかということ。自分でも同じ問を考えられるようになるということ)のが難しい。ものすごく感性と頭を使って読まなければ何も得られないような気がする。思考のための練習場みたいな本。
 だから前田は、この本が実践的な小説の理論本ではないと思う。理論、つまり「何について考えていけばいいか」ということは書かれているとは思うけど、その理論はすぐに小説執筆に役に立つものではないだろう。
 だけど著者はこう言いそうな気がする。「これは全く実践的なことではないけれど、実践的なことよりも大事なことを書いている」
 少なくとも、いずれ糧になるはずだ。種まきのような本だな、と思った。芽が出る確率は低いけれど。
・脱格系ミステリ
「脱格系」という言葉を最初に使ったのは、笠井潔じゃなかったのか?
リンク>MORI LOG ACADEMY
 けどまあ、名前なんて、何だっていいのだけれど……。


・リンク
 右のリンクに「午後九時のティータイム」を追加。
・コメント返信
>名月さん
 Blame!の同人誌! きっと書き手は超高層建造物の描きすぎで腕が攣るに違いありません!


・ミステリ史
 ブームとなったミステリの特徴を考えていって、次に来るミステリの形式を見出したい、とか思っていたりする。
 どういうことを考えるのがいいだろうか、箇条書きにしてみる。
1.本格ミステリの定義。
2.ミステリに「犯人当て」の要素が常にあるのは何故か。
3.「モルグ街の殺人」でポーは何をしたのか。
4.ノックスの十戒、ヴァンダインの二十則が受け入れられたことの意味。
5.社会派ミステリ(松本清張)は何をしたのか。
6.脱格ミステリ(笠井潔の命名)は何をしたのか。
7.乱歩のエログロ・猟奇の意味。
8.木々高太郎は何をしたのか。あるいはしようとしたのか。
9.赤川次郎とコナン・ドイルと捕物帖。


・読書
「点と線/松本清張」読了。初めて読んだのは小学三年生の頃だったと思うが、当然、当時は全く何一つ理解できませんでした!(マセたガキだった模様)手に取った動機は上に書いた通り。松本清張の書いたミステリはどんなものなのかを考える資料。
 社会派ミステリの特色は動機にあると聞いたことがあるけど、それ以外にはどんな特色があるだろう? 考え中……(といいながら、今は清張以外の作家を読んでいる)。
・読書
「ブラム学園! アンドソーオン/弐瓶 勉」を読んだ。
 弐瓶がまるで画太郎のようだ!
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