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・コメント返信
>simo
 ネットの匿名性云々は真面目に哲学すれば大学の卒論書けそうな話になるみたいだ。「2ちゃんには俺とお前とひろゆきしかいない」コピペとか興味深い。
 俺はもしかしたら前田ではなくルパンかもしれない。


・状況
 帰省完了。まだ学生の身分であるが、夏休みとはいえない長さの休暇となった。あと文学界が近所の本屋になくて困った。


・読書
「テースト・オブ・苦虫3/町田 康」読了。エッセイ……と見せかけた何かだ、これは。虚実入り混ぜすぎ、というか虚だらけではないのか。町田康の作品はまだ殆ど読んでいないが、読んだ作品が全てふざけている。けど、ふざけて書くのって思いの外難しいんじゃないか? そんな気がする。
 内容は素直に笑いながら読んだ。面白い。気になったのは文章で、長い一文がけっこうある。そしてその長い中に、長い時間が押し込まれているように見えるのだ。例えば
「なかなか来ないのでもう一度練習、おかげですらすら淀みなく弁述できてよかったが、小さなミスも幾つかあったので、取材の人が帰った後、反省の意味を込めてもう一度連取をしたから就褥。」
という文章。この手の文章が散見される。前田はガルシア・マルケスの一文目と同じような印象を受けて実は名文なのではないかと疑うが、町田康の言っていること自体は非常にアホウっぽいので笑うだけ笑って就寝。
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無題
>「ガルシア・マルケス」

文脈から小説家だって分かるんだけど、
でも「ガルシア・マルケス」って単語から、ファッションブランドを連想してしまった。

世間の知名度的にどっちが高いのかね?
やっぱり小説家? でも、女性には、ブランドの方がメジャーそうだよね。
kisa 2009/08/17(Mon)14:40:42 編集
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