・コメント返信
>kisaさん
ファッションブランドのガルシア・マルケスを始めて知った。
日本ではブランドの方が知名度高いだろうか。
・読書
「名人/川端康成」読了。囲碁の第二十一世本因坊秀策名人の最後の対局を描いたもの。完全なフィクションではないようだ。だから小説というよりも、ドキュメンタリーに近いような気がした。
視点保持者は秀策名人でも対局相手でもなく、観戦記をつける川端康成である(名前は変えているが)。対局にある棋士の気迫や勝負の緊迫感を魅せるものではなかった。川端康成のあの鮮烈な文章はなく、淡々と起きていることを記述しているように見えた。碁のルールが分からなければ、用語とか盤面の状況も分からない。
だから、この作品は……何なのだろうと思う。正体が分からない。ただ、かつて半年かけて打たれた対局があり、そのような碁を打った名人がいたのだなという感慨が残る。不思議な作品だ。
>kisaさん
ファッションブランドのガルシア・マルケスを始めて知った。
日本ではブランドの方が知名度高いだろうか。
・読書
「名人/川端康成」読了。囲碁の第二十一世本因坊秀策名人の最後の対局を描いたもの。完全なフィクションではないようだ。だから小説というよりも、ドキュメンタリーに近いような気がした。
視点保持者は秀策名人でも対局相手でもなく、観戦記をつける川端康成である(名前は変えているが)。対局にある棋士の気迫や勝負の緊迫感を魅せるものではなかった。川端康成のあの鮮烈な文章はなく、淡々と起きていることを記述しているように見えた。碁のルールが分からなければ、用語とか盤面の状況も分からない。
だから、この作品は……何なのだろうと思う。正体が分からない。ただ、かつて半年かけて打たれた対局があり、そのような碁を打った名人がいたのだなという感慨が残る。不思議な作品だ。
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