・読書
「演技の基礎のキソ/藤崎周平」読了。演技に関する講義録。演技についての教本だろうか。具体的な練習方法なんかも書かれている。
もちろん直接的に小説のことは書かれていないのだが(劇作の話もこの本には載っていない)、小説を考える役に立つような気がした。例えば、小説と作者の関係、キャラクタと作者の関係、など。
本の内容が小説についてではなく、更に感覚的な話が非常に多いので、読む側は小説に還元しようとする際、ちゃんと考えて、解釈しなくてはならない。読者に思考を促してくるということはそれだけ鵜呑みにしてしまう危険性が少ないということで、有り難い話である。
しかし前田はまだ、小説への還元をどうするべきかを纏められてないので、再読することにする。
あと巻末に載っている「演技の基礎のキソを更に考えるための関連書籍」の中に「書きあぐねている人のための小説入門/保坂和志」が挙げられていた。やはりこの本は小説に還元できる……というよりも、「書きあぐねている~」と同じように表現の基礎について考えているのだろうと思った。
「演技の基礎のキソ/藤崎周平」読了。演技に関する講義録。演技についての教本だろうか。具体的な練習方法なんかも書かれている。
もちろん直接的に小説のことは書かれていないのだが(劇作の話もこの本には載っていない)、小説を考える役に立つような気がした。例えば、小説と作者の関係、キャラクタと作者の関係、など。
本の内容が小説についてではなく、更に感覚的な話が非常に多いので、読む側は小説に還元しようとする際、ちゃんと考えて、解釈しなくてはならない。読者に思考を促してくるということはそれだけ鵜呑みにしてしまう危険性が少ないということで、有り難い話である。
しかし前田はまだ、小説への還元をどうするべきかを纏められてないので、再読することにする。
あと巻末に載っている「演技の基礎のキソを更に考えるための関連書籍」の中に「書きあぐねている人のための小説入門/保坂和志」が挙げられていた。やはりこの本は小説に還元できる……というよりも、「書きあぐねている~」と同じように表現の基礎について考えているのだろうと思った。
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