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・媒体の変更
「地獄少女」のオープニングをノベライズしてみたいとか思った。

 さて、世の中にマンガのノベライズは幾つもあるけれど、アニメのオープニングのような導入を付けたものはあるのだろうか? そして、アニメのオープニングは(視聴者にとって)エンタテイメントではないという人はいるのだろうか? 前田には判断できない。
 ただ個人的な意見としては、エンタテイメント足りえると思うのだ。そしてオープニングはパッと見て物語でない。じっくりと見て、物語と思しきものが見えるかどうか、であると思う。
 オープニングは絵(文字を含む)と音楽の複合ではあるが、それに近い、或いは取って代わるようなものを文字のみで表現できないとは限らない。むしろ十分に可能なはずだ。ならば、アニメのオープニングのような短編小説は十分にエンタテイメントになりえるはずだし、そして短編が可能ならば長編でもいける可能性はある(読者に受け入れられるどうかが、可能不可能の基準である)。


・マンガの読み方
 割と以前から、前田はマンガの原作を書いてみたいとは思っている(マンガを描きたいと言わないのは、前田は絵の心得がないからである)。
 それで、勉強のために、マンガのコマ割を参考として見ようと意識的になっている時があるのだが、そういう読み方が結構面白いことに気づいた。時間の経過とか、空間の違いとか、カメラの向きの違いとか、そういったことに考えを巡らしていくのは、前田にとって新鮮な読み方であった、ということ。
 特に印象に残っているのが、スラムダンクの(何巻かは忘れてしまったが)陵南戦前の桜木のシュート練習だ。「シュートの練習は楽しかった」という言葉が入る付近。あそこのカメラのズームアウトとズームインは、改めて見ると小説ではなかなかできない動きで、それが結構面白かった。
 スラムダンクといえば井上雄彦。氏のバガボンド28巻を軽く読んだのだが、もはやストーリィなしでも面白いような気がしてしまう。恐るべき画力。描写力。そしてそれは小説を書く身として見習うべき点である。
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