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・ファンタジー
「私は雷を象徴する幻獣だ。お前たちの力になろう」
「やった! これで雷の魔法を使えるぞ!」
「何言ってるの?‘象徴’って言ったやん。俺の力でお前ら雷使えるようになると思ってんの?」


・パウリの排他原理
 五階の窓から首を動かさずに見えるほどの距離に川に架かっている橋があり、そこを自動車が行き交っているのだけど、自分は現に五階の部屋の中にいて、今後もこの時間帯にあの橋の上を自動車で走っていくことはないだろうと思うと、世の中には色んな人がいるのだと感じた。自分は今あそこにいないという実感は、今机の上でノートを広げている自分はあそこでハンドルを握っている人とは違うもので、要するに彼は自分ではない。
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・コメント返信
>altさん
 その意味では、移行するっていうより猫かぶりを止める、ですな。


・ヴィジュアル的
 小説のプロット立てについての方法論を変えてみる計画。
 今まで前田は小説のプロットを考える際、それが小説になることを前提としていた。しかし小説前提ではなく、例えば映画前提、演劇前提、漫画前提でプロットを考えるとどうなるか?
 多分、岡田利規がこれをやって成功している。
・おめでとう
 今年の本屋大賞、冲方丁の「天地明察」が獲りましたね。同作で吉川英治新人賞も獲ったようで……。お見事。そのうち直木賞にもノミネートされるようになるのだろうか。


・世界の終わり
「World's End Girlfriend」という音楽家がいる。グループなのか一人なのか知らないが、いわゆるポストロック、エレクトロニカといった音楽を創っている。万人受けするとは全く思われない。雰囲気は暗いくせにメロディーはやけに綺麗だったりする。比喩するなら毒、だろうか。
 レンタルしようと思っても全然置いていない、こういうマイナな音楽家ほどiTunes Storeで扱ってほしいのだが、なぜか、ない。困る。


・読書
「向日葵の咲かない夏/道尾秀介」を読んでいるところ。まだまだ序盤だけど、すげえ暗い。出来事も暗いのだけど、エピソードではない主人公の感性が暗い。
 この暗さのためなのか、それとも文体としてそうなのかは分からないが、ホラーを読んでいる気になる。
 前田は道尾作品を殆ど読んだことがないが、作家の方向性は予想できそうだ。
・荒木先生
 日本は「花は散るからこそ美しい」という文化であるので、アンチエイジングに該当する日本語はないのではないか、と思った。


・読書
「駅の名前を全部言えるようなガキにだけは死んでもなりたくない/三代目魚武濱田成夫」読了。詩集。古書店にて発見。谷川俊太郎の「夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった」を読んだ後に読んだのだが、差がものすごかった。
 詩を「美しいもの」としか捉えていない場合、本書の詩は決して出てこないだろうと思った。すげえ失礼な感想になってしまうのだが、頭の悪い中学生の言葉、という印象。そしてそれが面白かった。笑っちまう詩も多数。
・コメント返信
>Rufuさん
 意識の差を見せたい、というのが狙いですね。
 あと、その省きについては知りませんでした。勉強になります。といっても、日頃から詠んでいるわけではないですが……。

>仮名太
 ただでさえ本が売れなくなっている昨今、文学の分野は更に厳しいしね。
 芥川賞成立の経緯を始めて知った。菊池寛の目論見は見事に成功したのだなぁ。淘汰されるのは仕方ないとしても、しかし一般の人に「文学はまだあるよ」と提示できるのは現状芥川賞しかないわけで、前田としては残ってほしいのであった。まあ、大衆に提示したところでどうせ誰も買わないだろ、というような気もするのだけど……。
 あとカレーを主食にするとイチローとかぶるので、恐れ多くてとてもとても。


・雑感
 プログラミングはスポーツっぽいと思ってきた。チェスとか将棋とかの方のスポーツ。
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