・購入録
「葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午」購入。
確認してみたら、初版から一ヶ月で四版になっていた。早すぎる。流石。
・回顧
以前読んだ「ベルカ、吠えないのか?/古川日出男」が読みたくなった。図書館で借りてくるかなぁ……。
・読書
「クレィドゥ・ザ・スカイ/森 博嗣」読了。
面白いけどストーリィが分からん。そこらへんを理解せずに読めてしまうのは流石だけれど。
当たり前だけど、この作品の世界は広い。文章上で大きくとりあげられていること以外に、沢山の要素がある。普通の手段(または作家)ならば、その、とりあげられていない世界で物語が作られるはずだ。そのような「見えにくい部分」を含めて作品全体を分析・考察していくと、なかなか面白い結果が得られそうだ。
このシリーズは主人公の思考がメインになっており、そしてそのために、閉鎖的な印象がある。ただ読んでいるだけでは、全体を把握できない気がする。そしてそれがストーリィの理解の妨げになっているのだと思う。だからこそ、世界全体についての考察、そうでなくても、描かれていることを分析しつつ読むというのは、非常に良い手段であるのではないだろうか。
本作でスカイ・クロラシリーズの長編は終了。時系列(シリーズの正しい順序)としては最初に出版された「スカイ・クロラ」が最後になるらしい。改めて正しい順番で(ナ・バ・テアから順番に)読みたい小説だ。文庫版「スカイ・クロラ」の帯に「森博嗣史上最高作品」とあったが、前田はその文句に賛同する。いつか、全作ハードカバーで揃えたい。装丁も、本当に綺麗なのだ。
「僕はまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう。」
「葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午」購入。
確認してみたら、初版から一ヶ月で四版になっていた。早すぎる。流石。
・回顧
以前読んだ「ベルカ、吠えないのか?/古川日出男」が読みたくなった。図書館で借りてくるかなぁ……。
・読書
「クレィドゥ・ザ・スカイ/森 博嗣」読了。
面白いけどストーリィが分からん。そこらへんを理解せずに読めてしまうのは流石だけれど。
当たり前だけど、この作品の世界は広い。文章上で大きくとりあげられていること以外に、沢山の要素がある。普通の手段(または作家)ならば、その、とりあげられていない世界で物語が作られるはずだ。そのような「見えにくい部分」を含めて作品全体を分析・考察していくと、なかなか面白い結果が得られそうだ。
このシリーズは主人公の思考がメインになっており、そしてそのために、閉鎖的な印象がある。ただ読んでいるだけでは、全体を把握できない気がする。そしてそれがストーリィの理解の妨げになっているのだと思う。だからこそ、世界全体についての考察、そうでなくても、描かれていることを分析しつつ読むというのは、非常に良い手段であるのではないだろうか。
本作でスカイ・クロラシリーズの長編は終了。時系列(シリーズの正しい順序)としては最初に出版された「スカイ・クロラ」が最後になるらしい。改めて正しい順番で(ナ・バ・テアから順番に)読みたい小説だ。文庫版「スカイ・クロラ」の帯に「森博嗣史上最高作品」とあったが、前田はその文句に賛同する。いつか、全作ハードカバーで揃えたい。装丁も、本当に綺麗なのだ。
「僕はまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう。」
PR