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・日記
 ノーベル物理学賞を受賞した小柴博士の講演にいった。物理の話は殆どせず、財団の話ばかりしていた気がする。まあ、聴講者には小学校低学年以下の子とかいたし、物理の話はそうそうできないとは思うが(カミオカンデの話は少しした)。
 ここでまず学んだことは、質問の難しさ。講演の後、質問を受け付けていたのだが、前田は質問を思いつかなかった。質問は全部で三つ投げかけられていた。内容は、カミオカンデの光電子増倍管の感度はいくらか、小柴博士が物理を始めたのは何故か、人の心を掴むにはどうすればいいのか、というものだ。前田は、前二つの質問はつまらないと思った。


・理由
 宮部みゆきは関係がない。前項の質問が面白くなかった理由である(わざわざ項を分けた意味は、あまりない)。
 光電子増倍管の感度はいわずもがなだろう。機器のスペックなんざ自分で調べればいいだけで、誰かに訊くことに意味はないと思う。誰かに訊くということは、その人なりの答えを期待しなければ、つまり、主観を引き出さなければ、あまり意味がないと思うからだ。
 では、二つ目。物理を始めた理由の質問。これの回答は、小柴博士の主観によるものだろう。しかし面白くなかった。何故か?
 理由は、小柴博士が何者か、ということに由来する。
 小柴博士は物理学者だ。極論すれば、価値があるのは物理学上の功績のみである。その人間を訊いても、あまり意味がないのではないかと、前田はそう思うわけだ。


・読書
「ニューロマンサー/William Gibson」読書中。
 マトリクス空間の描写の面白さが分かりかけてきた。単語の組み合わせの妙だ。もしや、詩に使えるか?

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