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>無為さん
 長編を映画にすると削らなければならない部分があり、それがよろしくないと、そういうことですかね。なるほど、それは同意です(姑獲鳥の夏の悲劇)。
 かといって、短編を一時間半以上で映画化するのも疑問。それだけ保つとは思えないし、余計なものが足されているのではないかと疑ってしまうので。
 映画化というのはつまり表現技法の変化で、原作が完成されているほど困難ではないかと思うのです。


・思考
 格言、名言というものがある。これらは一見、真理をついているようなものもあり、発言者が偉大であるほど感銘を受けやすいと思う。例えば前田は小説家に憧れを持っているため、作家の述べる創作の精神論を大事にしたがる。
 しかし感銘を受けるということと、その言葉が自身にとって必要なのかどうかは別問題だろう。場合によっては「格言に合っていない」という理由で行動を中止するという、逃げの口実になる可能性がある。このような逃げは状況に合わせているとはいえず、恐らく、危険性が高い。
 前田が思う「良い格言」とは、その格言を思い浮かべるだけで感情を操作することができるような言葉だ。格言だけで暗い気持ちを明るくできたり、無気力をやる気満々にできたりするような言葉。そんな格言がその人にとっての真理の一つであり、従って、格言・名言は個人によって違ってくる。
 人間は成長するに従って大きな社会に進出することを余儀なくされる。同時に、周囲との軋轢・齟齬も生まれてくる。そんな時に自分の感情をコントロールできる格言を持っているのは、心強い武器になると思う。


・創作
 本文を書き始めたが、非常に自分の文章が気持ち悪い。原因はリアリティが欠けている気がするからだ。冒頭から説明になっているので、文章にがっつりと気を遣うべきだとは思うのだが……。
 行き詰まるとやる気がごっそり削がれるのは前田の悪い癖である。格言が欲しい。


・読書
 引き続き「鉄道員/浅田次郎」を読んでいる。今日はあまり進まず「角筈にて」のみを読了。
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映画と原作
かえりごと感謝。
確かに完成度が高いほど、別のものではつくりにくいかもしれない。しかし「完成度が高い」という意味にもよってくるだろうと考える。たとえば、これは文章じゃないとできないだろう、という表現等が使われていると、なるほど映像化はしにくいだろう。しかしよりリアルなものであれば、それに沿って忠実に再現しやすいかもしれない、とも思う。が、リアルといっても所詮文章。みんなが林檎と言って赤いジョナゴールドを思い浮かべるわけじゃなし、そういうところがあるからやはり映像化は難しいのか?さて……。
無為 2007/03/10(Sat)09:26:24 編集
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