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・日記
 映画「トム・ヤン・クン」を二日前に観た。「マッハ!!!!!!!」(感嘆符の数はテキトー)と同じ、トニー・ジャー主演。前田は「マッハ!!!!!!!」のアクションの方が好きであった。
 ストーリーは中盤から終盤にかけてよく解らなかった。アルコールのせいにしておく。

 3/10に書いた、文字と映像の違いについて。表現媒体の変換が困難なものほど、媒体の必然性が高く、良い作品になりえるのではないかと思った。そのように考えると、アクション映画というのは最高のジャンルの一つと考えられる。
 もちろんアクション映画の中にもつまらない作品はあるし、他のジャンルがつまらないというわけではない。


・出版
 どうやら「フリッカー式/佐藤友哉」が文庫化される模様。ようやく、である。これで新規読者を獲得できればいいのだが。


・読書
「アンノウン/古処誠二」読了。自衛隊という閉鎖・特殊環境でのミステリ。トリックにも当然のことながら、環境が反映されていた。
 何も「アンノウン」に限らないが、この手の「一般には知られていない環境」のミステリというのは「オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎」などのファンタジィ世界を舞台にしたミステリと非常に似ていることに気づいた。どちらの作品群も、その世界でしか通用しない条件が加わる。両者の違いは、舞台のリアルさ(リアリティではない)のみではないのだろうか? そしてこの舞台の違いが、二つの作品群の評価を決定しているのだろう。とか思う。
 最近の江戸川乱歩賞は「特殊な職業の世界」というのを重視しているらしいが、ファンタジィ舞台のミステリがそのうち乱歩賞を取る気もする。それとも既にそういう作品が出ているのだろうか? 乱歩賞作品を読んだことがないので不明(候補作を二つほど読んだだけである)。読みたい作品はあるのだが。
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