・思考
微分方程式という発明は、一度に一カ所しか観察できないという人間の性質をよく表している。
上のような文章を書けるのもblogならでは、ではないだろうか。非常に簡単な思いつき、文章にすれば一文で済んでしまうこと。前後の繋がりなど考えず、唐突に、放り込める。
これが読者を意識した小説となると、そうはいかない。何らかの意図がなければやってはいけない。制限がかかる。
「自由」という言葉の論について常に出されることだが、制限というものは大切だ。全く自由きままな文章群を面白くするのは難しい。「何を書くか」という発想が最も重要になってくる。全く制限がないというなかから、面白い発想を出すのはなかなか難しいであろう。
対して、小説は制限がある。この制限があるからこそ、発想すること自体は難しいが、面白い発想を生み易い。
そもそも思考という行為は制限から生まれるものだ。何について考えるかを定めなければ思考することはできない。
・日記
今の自分の作風が嫌になってきたせいか、不意に森作品か京極作品を読みたくなった。原点回帰である。
そんなわけで「笑わない数学者/森 博嗣」と「虚空の逆マトリクス/森 博嗣」を図書館でつまみ読みした。少し鬱憤が晴れる。どうしてこんなに森作品は前田にあっているのだろう? お陰で自分の作品も少し進んだ。
「フィッシュストーリー/伊坂幸太郎」を少し読もうかと棚を見たら、伊坂作品が皆無だった。全部借りられているらしい。流石だ。
・読書
「ニューロマンサー/William Gibson」を読んでいる。訳は黒丸 尚。
まだまだ序盤であるが、早くもピンチ。ストーリィについていけていない。訳文が苦手なせいか、初めて読むジャンルだからか……。最初から読み直そうか。
しかし勉強という名目で小説を読むのが嫌になっている前田であった。
微分方程式という発明は、一度に一カ所しか観察できないという人間の性質をよく表している。
上のような文章を書けるのもblogならでは、ではないだろうか。非常に簡単な思いつき、文章にすれば一文で済んでしまうこと。前後の繋がりなど考えず、唐突に、放り込める。
これが読者を意識した小説となると、そうはいかない。何らかの意図がなければやってはいけない。制限がかかる。
「自由」という言葉の論について常に出されることだが、制限というものは大切だ。全く自由きままな文章群を面白くするのは難しい。「何を書くか」という発想が最も重要になってくる。全く制限がないというなかから、面白い発想を出すのはなかなか難しいであろう。
対して、小説は制限がある。この制限があるからこそ、発想すること自体は難しいが、面白い発想を生み易い。
そもそも思考という行為は制限から生まれるものだ。何について考えるかを定めなければ思考することはできない。
・日記
今の自分の作風が嫌になってきたせいか、不意に森作品か京極作品を読みたくなった。原点回帰である。
そんなわけで「笑わない数学者/森 博嗣」と「虚空の逆マトリクス/森 博嗣」を図書館でつまみ読みした。少し鬱憤が晴れる。どうしてこんなに森作品は前田にあっているのだろう? お陰で自分の作品も少し進んだ。
「フィッシュストーリー/伊坂幸太郎」を少し読もうかと棚を見たら、伊坂作品が皆無だった。全部借りられているらしい。流石だ。
・読書
「ニューロマンサー/William Gibson」を読んでいる。訳は黒丸 尚。
まだまだ序盤であるが、早くもピンチ。ストーリィについていけていない。訳文が苦手なせいか、初めて読むジャンルだからか……。最初から読み直そうか。
しかし勉強という名目で小説を読むのが嫌になっている前田であった。
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